西京極 紫の館

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コズモポリス  監督/デヴィッド・クローネンバーグ

2013年04月17日 22時04分19秒 | 西京極シネマ
【出演】
 ロバート・パティンソン
 ジュリエット・ビノシュ
 サラ・ガドン

【ストーリー】
28歳という若さで巨万の富を手に入れたニューヨークの投資家のエリック・パッカー。白いリムジンの中で金を動かし、天国と地獄が隣り合わせで一瞬先は闇という投資の世界に生きながら、一方ではセックスの快楽に夢中になっていた。しかし、エリックの背後に暗殺者の影が忍び寄る。さらに、自分自身わかっていながらも、破滅の道へと歩みを進めるエリックは…

【西京極の評価】
クローネンバーグらしいと云えば、これほどクローネンバーグらしい映画はないと言っていい内容。ハイテク装備のリムジンを母親の子宮に見立て、遮光フィルムを貼った車窓からしか世界を観ようとしない主人公はまるで胎児の様。そう考えるとこれまでのクローネンバーグ作品に共通する内臓感覚を味わえる。その一方で哲学的なうんちくを長々と見せられるのには閉口した。これもクローネンバーグらしいっちゃあ、らしいんだけど、ここを理解しようなんて考えたらダメ。サラっと流しておくのがこの監督との付き合い方です。最後になりますが、不安感を煽る音楽と効果音の使い方は健在で、ここは評価高くしておきました。

【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆★★★★
 演出/演技 ☆☆★★★
 映像    ☆☆★★★
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

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