西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

ヒア・アフター  監督/クリント・イーストウッド

2011年02月23日 00時04分24秒 | 西京極シネマ
【出演】
 マット・デイモン
 セシル・ドゥ・フランス
 フランキー・マクラレン
 ジョージ・マクラレン
 
【ストーリー】
ジャーナリストのマリーは、東南アジアで津波に飲み込まれ、呼吸が停止した時に不思議な光景を見る。サンフランシスコ―かつて霊能力者として働いていたジョージ、今では工場に勤めている。ロンドンで暮らす少年マーカスは、突然の交通事故で双児の兄を失う。兄を思うマーカスは、霊能力者を捜すうち、ジョージのWebサイトに行き着く。一方、マリーは臨死体験を扱った本を書き上げた。やがて異なる3人の人生が交錯する日が来る…

【西京極の評価】
「えっ?ここで終わるの?」というのが観終わった瞬間の感想だった。ここからドラマが始まるんじゃないの?と。そう、まさにその通り。映画はラストで主人公3人の新しい人生の始まりを予感させている。しかし映画はそれを語る事なくエンディングを迎える。臨死体験を経て現世での生活に馴染めなくなったマリー。相手の手に触れるだけで見たくもない相手の秘密を知ってしまうジョージも生きる希望を失くしていた。双子の兄の死の悲しみから逃れられない弟マーカス。死を見つめ、生きる事に絶望した3人が、偶然に出会い、それをきっかけに生きる事に向き合う  彼ら3人の今後はハッピーではないかもしれない。だからこそイーストウッドは“希望が生まれた瞬間”で映画を終えたのだ。幸せになれるかどうかが大事なのではなく、人生に希望を持つ事こそ大事なのだ、と。なるほど…この終わり方はこれでいい。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆★★
 演出    ☆☆☆★★
 映像    ☆☆☆★★
 音響    ☆☆☆☆★

人気ブログランキングへ
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント   トラックバック (19)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 怪物・ロナウド、強いセレソ... | トップ | オジサンに優しいライブ »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

19 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
『ヒアアフター』 | 自分の死生観とじっくり向き合う機会を与えてくれる秀作。 (23:30の雑記帳)
結論からいうと、とても誠実な良作だと思います。 人間は死んだ後どこへ行くのかという問いは、 個人の死生観や宗教観と直結するデリケートな 問題ですが、クリント・イース ...
ヒア アフター (映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~)
評価:★★★★【4点】(14) 「ここでは何でもできる。宙に浮いてる感じが、かなりイケてる」
ヒア アフター (萬歳楽の酒飲み日記)
公式サイト  http://wwws.warnerbros.co.jp/hereafter/ クリント・イーストウッド監督作品なら是非もなし。 公開されるのを楽しみに待っていた作品。 死後の世界に囚われた3人の物語。 サンフランシスコに住む元霊媒師のジョージ(マット・デイモン)は、幼い時に...
『ヒア アフター』 (映画批評ってどんなモンダイ!)
Hereafter: Original Motion Picture ScoreClint EastwoodWatertower Music 『ヒア アフター』 2010年(米)監督クリント・イーストウッド ●?死?を背負う三人が抱える?孤独?とは  一見するとスピリ...
「ヒアアフター」 (【映画がはねたら、都バスに乗って】)
「臨死体験」とか「来世」とか、スピリチュアルな世界って、どんな巨匠が撮っても珍品になっちゃうことが多いんだけど。 最近でいえば、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が撮った「ラブリーボーン」みたいにな。 「ヒアアフター」も、死者との交....
ヒア アフター (B-scale fan's log)
公開中 クリント・イーストウッド監督     出演 マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、     フランキー・マクラレン、ジョージ・マクラレン 他 新評価 2.0 お気に入りの監督の映画でも容赦なく。 この映画はつまらん。 どの登場人物もわざわざ死ん...
No695『ヒアアフター』~寡黙さから滲む苦悩の闇と、再生に向かう希望の光~ (パラパラ映画手帖)
TOHO梅田では、席数としては大きいものの 向かいの別館に追いやられていた。 タイトルがネックで、 興行側が客足に不安を抱いているせいだろうか。 このタイトルだと 『丹波哲郎の大霊界』のような映画だと誤解する人もいるかもしれない。 でも、hereafterには、死後...
人生は必然で出来ている。『ヒア アフター』 (水曜日のシネマ日記)
生と死を身近に体験した人間の物語です。
「ヒア アフター」 HEREAFTER (俺の明日はどっちだ)
・ ウディ・アレン同様、老いてなお盛んとでも言うべきか、ここ最近はほぼ1年に1作のペースで次々と新作を発表し、今や巨匠と呼ばれるようになってしまったクリント・イーストウッド監督の新作である今回の作品、実は予告編を観る限りは、いささか苦手の分野に手を染め....
ヒア・アフター (映画と旅行、にゃんぱらりんな日々)
最近私は作品のストーリーを読まずに見に行く。なぜかというとほとんどがネタバレしているもの、物語の核心に触れているものが非常に多いのだ。この作品も同じくあとでストーリーを読むとだいたい想像がつくではないか。よほど人間関係が複雑で相関図を書かないとわから....
映画「ヒアアフター」感想 (タナウツネット雑記ブログ)
映画「ヒアアフター」観に行ってきました。 クリント・イーストウッドが監督を、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮をそれぞれ担っている、マット・デイモン主演作品です。 映画「ヒアアフター」では、人の死と死後の世界をテーマに、それぞれ3人の人物にスポット...
『 ヒアアフター 』 (映画でお喋り♪猫とひなたぼっこ)
今週 公開されたものの中で 一番観たかった映画だった。 ” 死後の世界がみえる ” というコピー クリント・イーストウッドが どういう切り口で描くのか?? とても楽しみだった。 ・・・・ う~~~ん・・・・ ふつうでした。 こういう映画を 撮る・・ってこと...
ヒア アフター (映画的・絵画的・音楽的)
 『ヒア アフター』を渋谷シネパレスで見てきました。 (1)本作品を監督したクリント・イーストウッド監督の映画は、最近では『インビクタス』や、『チェンジリング』、『グラン・トリノ』を見ているので、この映画も頗る楽しみでした。  本作品は死を巡るものといえま....
『ヒア アフター』 映画レビュー (さも観たかのような映画レビュー)
『 ヒア アフター 』 (2010)  監  督 :クリント・イーストウッドキャスト :マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、ジェイ・モーア、ブライス・ダラス・ハワード、フランキー・マクラレン、ジ...
『ヒア アフター』  (京の昼寝~♪)
  □作品オフィシャルサイト 「ヒア アフター」 □監督 クリント・イーストウッド       □脚本 ピーター・モーガン   □キャスト マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、...
『ヒア アフター』 ボーナスはないものと思え! (映画のブログ)
 私は世事にうといので、小田嶋隆氏のコラムではじめて「パワースポット」なるものがはやっていたことを知った。2010年のことである。  パワースポット――敢えて訳せば「力のある観光地」となるだろうか。パ...
mini review 11541「ヒア アフター」★★★★★★★☆☆☆ (サーカスな日々)
クリント・イーストウッドがメガホンを取り、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた死と生をめぐる感動的なストーリーをつづるヒューマン・ドラマ。死を身近で体験した3人の登場人物が悩み苦しみ、生と向き合う姿を真摯(しんし)に描いていく。主演は、『イン....
「ヒアアフター」(HEREAFTER) (シネマ・ワンダーランド)
「グラン・トリノ」「ミリオンダラー・ベイビー」「マディソン郡の橋」などの作品で知られる米映画界の大御所、クリント・イーストウッドが死後の世界を題材にメガホンを執ったヒューマン・ドラマ「ヒアアフター」(2010年、米、129分、スティーヴン・スピルバーグ製作...
ヒア アフター (Hereafter) (Subterranean サブタレイニアン)
監督 クリント・イーストウッド 主演 マット・デイモン 2010年 アメリカ映画 129分 ドラマ 採点★★★ “死後の世界”ってのには、常々「あったらいいよなぁ」と思っている私。頭ごなしに否定する気はなし。ただまぁ、「宗教や文化の垣根を越えて、多くの人が似た...