西京極 紫の館

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冷たい熱帯魚  監督/園 子温

2011年02月26日 00時04分42秒 | 西京極シネマ
【出演】
 吹越 満
 でんでん
 黒沢 あすか
 
【ストーリー】
小さな熱帯魚屋を経営する社本(しゃもと)信行は、ある夜、娘の美津子がスーパーで万引きをしたため、妻の妙子とともに店に呼び出された。その場を救ってくれたのは、スーパーの店長と知り合いの村田幸雄。村田は巨大な熱帯魚店『アマゾンゴールド』のオーナーだった。帰り道、村田に誘われ店に寄る事に。そこで美津子を住み込みの従業員として預かる事を提案され、無力にも了承する社本。さらに数日後、村田から“儲け話”をもちかけられる。

【西京極の評価】
かなり覚悟して観たが、それでも下腹にズシ~ンと来た。久々に夢に見てうなされそうな映画。「ネクロマンティック」しかり、「殺し屋1」しかり。一言でいえば「一度は絶対観たいが、二度とは観たくない」そんな映画である。突然猟奇殺人の共犯者にされてしまう究極の気の毒なダメ男役を吹越満が熱演。さらに温厚明朗な仮面の下に凶暴で残虐な人格を宿す殺人鬼をでんでんが怪演。女性陣は全員とことんエロい。とことん救いがない映画なのに、なぜか主人公・社本の「見たか、俺はやりきったゼ!」と言わんばかりのラストのドヤ顔アップ。これってハッピーエンドなのかも…ね。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出    ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆★★
 音響    ☆☆☆☆★

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4 コメント

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社本の顔 (クマネズミ)
2011-02-28 06:05:29
お早うございます。
TB&コメントをありがとうございます。
西京極さんが、「主人公・社本の「見たか、俺はやりきったゼ!」と言わんばかりのラストのドヤ顔アップ」とおっしゃるのに同感です。
あるいは、社本は「ヒアアフター」の世界を楽しんでいるのかも知れません。何しろ、ラストのラストで彼は、「最後の忠臣蔵」の瀬尾孫左右衞門と同じ作法(物凄い意志力を要するでしょう)をとっているのですから!
クマネズミさんへ (西京極 紫)
2011-02-28 22:11:33
こんばんは。
こちらこそコメント&TB返しありがとうございました。

「最後の忠臣蔵」は残念ながら観ていませんが、
自分で喉笛カッ切るなんて…僕には出来そうもないです(苦笑)
でもあんなに一瞬で死ねますかね?
すぐに死ねなかったら…ううう想像しただけで怖い。
一週間響きました (にいな)
2011-03-01 13:02:52
TBありがとうございました。

一瞬の癒しも安心感も爽快感も何もないものすごい映画でした。いろんなシーンが一週間頭から離れませんでした。

女優さんがエロくて良かったですよね。この作品から黒沢あすかさんのファンになってしまいました。
にいなサンへ (西京極 紫)
2011-03-02 00:21:26
コメントありがとうございました。
黒沢あすかさん…エロかったッスね!
でもあんなのが嫁さんだったら…寝首かかれそうで怖い(^△^;)

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