こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

書かれれば、やるしかないだろ

2015年05月20日 10時55分05秒 | Weblog
昨日はJA佐賀と、そして今はホクレンと。
電話で「やってくれって頼んだよな! なんか考え方がおかしくないか」と不満をぶつけていた。

佐賀県で自分が手掛けている地域ブランド米は「逢地さがびより・ひのひかり・夢しずく」「天川コシヒカリ」「伊万里深山米夢しずく」「プレミア天使の詩」。
これらのお米は、スーパー量販店での販売は不可で、全てこだわり米販売の米屋のみで売られている。
当然、買いに来られる消費者も、お米好きであったり、こだわりを持っていたり、産地を気に入ってもらっている人たち。

小さな産地である事から、大きな宣伝などは出来ない。
HPを作る予算はない。
それでも消費者に知ってもらいたいという理由から、生産者に一部負担してもらってまでも、リーフレットだけは作成してもらっている。

産地を知ってもらうためには、生産者の思いを知ってもらうためには、産地だけが持っているお米の特徴を伝えるためには・・・
どうしても、お金も、時間も、人も必要となってしまう。

その中で容赦なく、パンドラの箱の蓋は開く。
今のままでは、どんなに価値がある産地でも、何もできないまま消えていくだけだろう。
だから、日本の生産量の3%しかないJA佐賀に対してでも、きつく文句を言っている。

自分が直ぐに欲しいと言っているのは「ブランドごとのFacebook」と、JA佐賀のこだわり米を販売している米屋に対して、差別化と信頼と感謝とお礼を込めた「販売店の証」である。

上に書いたブランド米で、Facebookを作ってくれたのは、一番後からスタートした「伊万里深山米」だけ。
「天川コシヒカリ」については、Facebookを使える生産者がいないのだから、JAか普及が代わりにやってあげるべきで、何度も繰り返し言っている。
「プレミア天使の詩」も、やろうと思えば、いつでもやれるメンバーは揃っている。

もっとも駄目なのが、佐賀米ブランドを作った「逢地」だ。
リーフレットもHPもFacebookもないし、カントリーエレベーターの使い方も下手になっている。
佐賀を引っ張ってきた「逢地」がこれなら、他のブランドもやるはずはない。


次に「販売店の証」である。

佐賀のこだわり米を販売している米屋に対して、差別化と信頼と感謝とお礼を込めた「販売店の証」を発行するためには、仕入れている全量が、明確な流通でなければならない。
他ルートや生産者直送が含まれていると、当然のこととして「指定販売店の証」は渡せない。
「だから発行できない」と返答された事もあった。

そこで疑問が出る。
なら、JA佐賀として、こだわり米を販売している米屋のドアを叩いて、1件1件説得していったら良いだけの事では無いか。
そうすれば、誤解も溶けるし、溝も埋まるし、販売してあげようという気持ちにもなってくる。

自分たちで努力をせずに、佐賀県のこだわり米を一手に仕入れている「和穀の会」に、販路拡大も、商品説明も、販売計画も任せてしまっている。
それでは、駄目駄目産地と同じではないか。
佐賀米販売計画は、「自分たちで開拓していく」となっているはず。

つまり、今のJA佐賀の行動というのは「手抜き・サボり」と言う事になる。

「完売は出来ますが、お米の進捗が良くありません」
当たり前の事だ。
サボりを助ける理由は無い。

関東地方で佐賀米は誰も知らない。
元々がゼロだから、何をやっても怖くない。
やって失敗したとしても、ゼロはゼロ。

佐賀米販売計画は、この言葉の上に作られている。
それを忘れてしまってのか、JA佐賀。


自分が書き込めば、JA佐賀の中では、印刷されて全ての部署に配布されることだろう。
(以前はそうだった。今は知らない)
だから今回、あえて名指しで投稿する。

悔しいと思うのなら、恥ずかしいと思うのなら、やって見せてくれ。
自分が納得出来たら、この投稿は削除する。
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