五ツ星お米マイスター西島豊造の「豊かに造ろう」

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです
(旧ブログ名:喜怒哀楽ハチャメチャ日記)

弥栄米

2017年12月12日 14時22分06秒 | Weblog


昨日、島根県弥栄町の「秘境・奥出雲・弥栄つや姫」と、ブランド化戦略の打ち合わせをしていた。

弥栄の田んぼは、平坦な土地が無いため、全て棚田。
それも小さな棚田が、急こう配の斜面にへばりついているという、恵まれてはいない環境である。

その証明として、既にJAも撤退してしまっている。
であるが、地域の主力商品は「お米」。

地域からお米を無くしてしまっては、地域が販売できる農産物が無くなってしまう。
販売できる農産物が無いとなると、地域の将来は絶望的である。

そこで立ち上がったのが、行政と生産者が一体となってブランド化を進めている「秘境・奥出雲・弥栄」という地域ブランド米。
品種は「コシヒカリ」と「つや姫」の2品種。

ブランドを立ち上げた時は、珍しさから色々と話題になった。
であるが、それも時間が経てば無くなってしまう。

常に話題を出し続けられることが出来れば、色々な処で目に触れる機会が多くなるので、色々な展開も可能となってくる。
しかし、小さな山奥の産地に、それだけの話題があるはずはない。

若者を町に呼びたくても、コンビニすらない。
若者が少なすぎるし、地元企業も無い。
したがって、6次化をしていくことも出来ない。

1歩2歩というレベルではない、完全に置いて行かれてしまっている産地。
何かをしたくても、何もかもが出来ないというギリギリの現実。

その中で、自分たちの環境をもっと優れた武器に変えて。
さらに。
棚田という最高の条件と最悪の条件を、何処にもまねできない、究極の武器にかえる方法。

自分が、各産地の現状から分析してはじき出した、新しい農法。
まだ、実証実験すらやっていない、完全にイメージでしかない農法。

そんな「危険な農法」であるが、来年から小さな面積で試してみたいと考え、地元で考えてもらうようにお願いした。

もしも、この理論が正しく、地域にとって効果が出る農法だとしたら。

棚田は復活できる。
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