こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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2016年06月27日 21時15分57秒 | Weblog
某産地のブランド化計画のトラブルについて、少し前にメッセージが届いて、そのあと電話がきた。
夕方の投稿を読めば、絶対に連絡してくると判っていたので、「やっとか」という感じではあったが・・・。
 
組織の中で、サラリーマンの立場と言うのは、自分も理解している。
どんなに考えても、どんなに提案しても、受け入れられないことが、ほとんどである。
力関係はどうにもならない。
 
では、何をやっても無駄なのだろうか?
自分は、そう思っていない。
100は無理だろうが、10は切り崩せると思う。
実際に切り崩してきているということも判っている。
 
では今回、なぜ上手くいかないのか。
 
自分としては、計画の立て方と、進め方と、継続という、3つの繋げ方に、大きな問題があったと思っている。

1つ1つをバラバラで考えてみると、それなりの成果は出ているのは確かである。
でも、その場だけというか、その年度だけの計画と実行という感じの内容が多い。
だから、3つが繋がらない。
無理やり繋ごうとすると、ボロが出る。
継続しようとしても、時間とともに失速していく。
なのに、回そうとする。
 
今回のトラブルは、完全にそれだと思う。
計画に甘さがあった。
進め方に無理があった。
2つがうまくいっていないのに、3つ目は出来ない。
 
さらに今回は、産地からでは見えない、判らない消費地が加わっていた。
 
加速している時間。
崩壊し続けている現実。
自分たちの変化。
そういう、諸々の部分を、完全に読み間違えていた。
 
産地には、少し考えるように言った。
 
産地側だけで考えて提案するという、今までのやり方では、今回のトラブルは消せないだろう。
中途半端な考えや計画では、もう自分たちは動かない。
 
古臭いお米の世界でさえも変わっている。
なら、産地側も変わっていかなければならない。
 
産地は、もっともっと、消費地の深層心理を知るべきだ。
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