こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

秋の味覚でダブルパンチ

2011年09月07日 17時53分05秒 | Weblog
まいったな、秋の味覚で原発事故の影響が広がってしまっている。

6日に、福島県の棚倉町産と古殿町産の「マツタケ」「ホンシメジ」「チチタケ」など、樹木の根などから養分を吸収する「菌根性キノコ」のうちの野生キノコについて、原子力災害対策特別措置法に基づく出荷停止とした。(gooニュース)

さらに、同県南相馬市の果樹園で採取したクリから国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を超す2040ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。また、同市や出荷業者などに出荷の自粛を要請した。(gooニュース)

キノコは放射性物質を吸い上げやすいと言われていたので、自分としても「たぶん」という思いはあったのだが、結果としては「やはり、か・・」となってしまったし、キノコについては、福島県は全国有数の出荷量を誇ることからも、残念でならない。

おまけに、自分の好物でもある「クリ」からもとなると、さらにガッカリという気分である。

秋の味覚を楽しみにしていたのだが、「クリご飯」「釜めし」「炊き込みご飯」が、遠い存在になってしまうと、寂しいな。
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佐久市の担い手の反応

2011年09月07日 14時19分33秒 | Weblog
9月2日に、長野県佐久市の佐久農業改良普及センター担い手・経営係2名と生産者2名と、ブランド化、地域活性化、担い手問題などについて話をしたのだが、この帰り道での反応を教えてくれた。

「帰りの車中で、米についての認識が変わった、本気でやってみようという気になった、五郎兵衛米は大丈夫だろうか?などなど意識の変化が感じられる話になりました。
佐久地域にも若い米農家がようやく増え始めています。
しかし残念ながら今回のような話を聞く機会がなく、JAからも危機感を与えられるような助言もなく、自分の米が最高と思っている親の話しか聞けない状況かと思います。
今回お邪魔した彼らには、まだまだ産地を変えるような声を発生することは難しいですが、若い農家に危機感をあおりながら話をしていこうと思います。(原文のまま)」

自分の話を初めて聞いて、全てを実行することは、ほぼ不可能であるが、意識を変えてもらう事は出来ると思う。
自分もそれを期待して話しているのだから・・・

今回の話し合いは、成功したと言って良いのではないだろうか。

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北海道から連絡あり

2011年09月07日 11時54分03秒 | Weblog
北海道の生産者から、「さて、北海道でも台風と大雨の被害が心配されましたが、雨は峠を越したようで、北竜町は幸いにも、大雨や強風の大きな被害を受けずにいます。
空知総合振興局が昨日発表した作況によると、水稲の生育は平年より4日早く、穂数は少なめだが不稔は少なく、収量は平年並みが見込めるようです。
北竜町でも、もち米はもうすぐ刈り取りが始まり、うるち米も15日前後には本格的に刈り取りが始まる見込みです。」という連絡があった。

台風12号と13号に挟まれていたため、被害の程度を気にしていたのだが、まずはホッとしているところである。

7日午前0時現在の読売新聞のまとめでは、今回の台風12号による豪雨被害は、死者48人、行方不明者57人の計105人となり、平成に入って最悪の台風被害をもたらした2004年の98人を超えてしまったそうである。

どんなに科学が進もうと、「自然が怒ってしまうと、どうにもならない」
これは、これからもきっと変わらないと思っている。
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