STILL LIFE

近親者への連絡

頑な犬

2017-05-16 | 日記
川口で、遊歩道沿いの小さな公園でキャッチボールをして遊ぶ。
散歩で通りがかった大きめの犬がこちらを凝視。動かない。
よほど遊びたいらしい。
「その黄色のテニスボールがうちにもあるから」と飼い主。
遊び終わって、帰ってくるとその犬に再び会う。
ボールを転がしてやると、くわえたまま頑として離さない。
終には飼い主が犬の頭やボディを殴る蹴るし始める。
怖くなって、そのボールあげるからと退散するも
飼い主は蹴り続けている。
後日、義母が飼い主からボールを返してもらったらしい。
子供に体罰を加えるのはご法度となり、
最近はペットでも同じ認識が広まる。
確かに動物は人間のような「理性」はないから、
いつ気まぐれに噛まれるかは分からない。
...とはいうものの、そもそもその人間の理性というのも
そう動物と大差あるものなのだろうか?
いや多分ない。
死刑制度があっても、死刑に相当する犯罪を犯す人
咄嗟に人に危害を加えてしまう人は一定以上いる。
暴力を実際にふるう人と、ふるわない人との差は
恐らく理性の有無ではない。
もっと動物とも共通するような感情、衝動の部分での
制御のような気がする。
社会性のある動物、生物であれば、道理なくむやみに
突然他者を攻撃するようなことはない。
争いを避け、穏やかさを維持する方を選ぶ。
だから暴力を振るわない人間は振るわないのと同様、
噛まない犬は噛まない。我慢する以前に、
人間同様そもそも噛む気が起きない。
人間の子供と同様、暴力を振るわれることが常態化し
恐怖や攻撃性の強いストレスフルな環境に長い間晒されて育った動物が
DVや犯罪を犯す可能性が高くなるのではないかと。

動物にも、感情的な道理がある。
だから子供同様、理解して待ってやらなければいけないのだろう。
あのボール犬にも、「これは自分のボールだ」という主張なのか
(でも匂いで違うと知っていたはず)、
あるいはここでボールを離したら次いつ遊んでもらえるか分からない
訴える気持ちとか
何か理由があったとしか思えない。
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