STILL LIFE

近親者への連絡

国と国民は同じ

2017-08-09 | 日記
最近の、中国関連のニュースやネットの反応を見ていると
中国政府は独裁である
でも中国国民は別であり、むしろ中国政府の犠牲者である
という論調。
中国政府がいくら他国の権利を侵犯しても、
経済的な版図を広げようと、
隣の中国人と結びつけることにはならない。
国と国民は別だから、と。

厳密にはそれは間違いで、
中国政府はやっぱり中国国民の精神を象徴し、意思を代表するもので
中国人の利益のために動いているものだけど、
制度的には民主主義でないということで一理はある。

だけど、悪い事に日本人にまで
日本政府と日本国民を分離して考えようとする
態度が現れてきているような。
戦争の話になると、軍部が悪かった、マスコミが悪かったと
何度も唱えているうちに
国民のせいではなかった、という感覚が芽生えてきていないかと。

まごうことなき、国民が国のために決めた判断の結果である。
だから結果も引き受けなければならないのです。
負けたのを、軍部やマスコミのせいにすることこそ卑怯な行為。
民主主義なら成功する、というわけではないことの例。

これはドイツも同じで、
ドイツ人は自己の内面的な整合性を保つため
全部ナチスのせいということにして
ヒトラー一人に全責任を背負わせることで
ドイツ国民自身の自我崩壊を回避するという
策に逃げたわけだけど
日本人はそこまで脆くはなく、
まだ、一人一人が何も言わずに
悲しみを引き受けていたから尊かった。
戦争に負けるというのは、恨みや恐怖以前に
大切なものを失う、悲しいことなのだ。


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