STILL LIFE

近親者への連絡

従業員と経営者

2017-07-11 | 日記
「こころ」。
職人が「お客さんのことを考えながら鰻をさばいている」
という台詞がよかった。
人のためでなきゃ、ただ殺生のための殺生は辛いだろう。

その一人一人「お客さんのため」を考えられないほど
忙しくなってしまったことに耐えられない職人さんが
経営方針に文句をいう。
経営者と従業員の立場の違い。
おかみさんが、お店がなくなってしまったら
職人さんが望むような仕事をする場もなくなる。
お店が潰れちゃったら意味がない。
そう。労働環境がうんぬんいう話は、
そもそも職場自体がなくなってしまったら意味がないということを
多くの人は想像しないで言っている。
それが「経営者の立場に立って、一緒に会社の存続を考えてくれ」
ということなんだけど。
サラリーマンというのは
「あなた作る人、私食べる人」の世界観。
自立した自我ではなく、
ただただ自分を養ってくれる大人の善意や力量に運命を委ねて生きる。
それって子供の意識なのだ。
だから上司や経営者には、自分の親に対するのと同じ態度が出やすい。
認めてもらいたがったり、甘えたり
お腹が空いたとか、あれが欲しいとか。
もちろん、見捨てないで欲しいとか。

奴隷制ではないんだから、精神的にだけでも
いつでも自立していいんだけどね。

百分で名著。高慢と偏見2回目。
当時のイングランドの階級制度。
結婚によって階級の変動が起きやすい中流が一番ゲスで、俗物根性になりやすい。

当時のイギリス、労働せずに生活している人たちが一番尊敬されたと。
今の価値観と真逆。
でも確かにその余暇から、芸術や思想も生まれるわけで。
奴隷がいるから成り立つ余暇だけど。

ベニシアって、改めて希少なお家の出だったのだな。




ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 地獄めぐり | トップ | 蓮舫さん »

コメントを投稿