STILL LIFE

近親者への連絡

理系教育の前に

2017-07-13 | 日記
新聞。
小中の理系人材を集めた英才教育を
科学技術振興機構というところが始めたと。
数学オリンピック出場者など40人ほど集めて
8ヶ月から1年ほどワークショップ。

なんか、あんまりにも短絡的。
そういうことじゃないと思うんだな。
この人達、教育ってもんを一体どう考えてるんだろうか。
ノーベル賞を目指すのも間違いと思うけど、
仮にノーベル賞受賞者を参考にするとしても
彼らだってそんな教育は一切受けてないじゃないですか。
「自然に親しむこと」と言ってますよ。
日本人の自然観が、自然科学の発展と同調したんだと思うけど。
ならその自然観をすべての子供に継承させる方がいいと思わないか。

子供の頃の数学的才能に突出してることに
やたら特別な意味を見い出し過ぎるきらいがあるとも思う。
何かそこまで将来的な成功を保証するものではない。
昔から曲芸じみた子はいたけど、
そろばん日本一がその後事業に成功したということは聞かない。
逆に言ったら、カウント以外の才能はないとも言えるわけで。
子供の頃の才能なんて、色々に突飛に現れるものと思う。
さあ絵がうまいから、将来絵に関連する仕事に就かせよう、とか
他にも才能あるかも知れないのに、あまりにもそれを強調しすぎることで
本人を縛ってしまうこともある。

しかも、ほんの数十人選別して特別な講義を受けさせても
その内容よりも、「自分は特別な人間だ」という
特権意識が植え付けられるだけと思う。
さらに、国がそういう英才教育を施すのも
将来新しい発見や事業を興すなどで
日本に税金や雇用で還元してほしいという目論見があるのだけど
彼らがもし将来金持ちになったとしても
日本社会に対する感謝や愛情やといった
道徳心の前提になるものは培われていないので、
貢献しようという気持ちもない。
「みんなの幸福のため」ではなく、
自分のためだけにお金を稼いで使うことになる。
それでは教育の意味がまるでなかったことになる。



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