STILL LIFE

近親者への連絡

中国民主化運動、日本の学生運動

2017-07-15 | 日記
天安門事件の活動家ががんで亡くなる。
欧米メディアや、今も中国の民主化を求める人達は
ネット上の追悼表現を規制する、中国政府を非難する。

当時の中国民主化運動は、
日本の団塊世代の学生運動に似ていると思う。
共産主義を軸にすれば、一見正反対にも見えるけど
団塊の学生運動の人達が反対していたのは
つまるところアメリカによる日本の独裁的支配であり、
当時アメリカの思想潮流と対立軸にあった共産主義を大義名分として持ち出したに過ぎない。
実際学生運動家は皆、大学に入れるほど裕福な階層出身のエリートで、
だけど本当にマルクスなどの知識を持っていたり、
それを信奉しているわけでもなかったと西部邁氏も述べていた。
けれど、独裁に対抗する民衆の権利を求めるという点
実は団塊の世代の学生運動も、真の民主化運動だったと言える気もする。

中国の方も、共産党の独裁支配に抵抗する民主化運動だった。
けど、あそこで民主化していたら、今の中国の豊かさはなかった。
あそこでも勝ったのは資本主義で、資本主義を発展させるには
独裁が最も効率がいいことは証明されている。
一人一人の権利など都合していたら、効率が悪くて何も進みはしない。
民主主義の持つ道徳性が、経済的発展の追求には足枷になる。

中国人がすっかり裕福になったのは、皮肉なことに共産党の独裁のおかげであり
普通、豊かになりさえすれば満足する国民にとって
むしろ豊かさの足枷になったであろう民主化などはもう
追求する必要がなくなったのである。

資本主義の恩恵を受けて暮らす人達が、
反射的に共産党批判しているのをみると薄っすら鼻白む。
むしろ亡くなった人に詫びなきゃいけないのはあなたたちなのでしょう。

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