仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

イタリア・韓国でも引きこみり

2017年09月02日 | 現代の病理
『読売新聞』(29.8.30)に「イタリアで引きこもりが増えつつあり10~20万人」という記事がありました。ネットで見ると、イタリアの引きこもり事情は、最近のことではないようです。

痛いニュース2ちゃんねる
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1217880.html
2009年02月17日に次のようにあります。

2009/02/17(火) 20:05:43.25 ID:Nwji0eHL ?PLT
<引きこもり>イタリアでも急増 日本を例に有力紙が特集
【ローマ藤原章生】イタリアの有力紙「コリエレ・デラ・セラ」が同国で目立つ「引きこもり」を特集した。相談に来る親が急増しているという精神科医らの証言を基に、原因を探っている。(以上)

また、韓国の引きこもりの様子です。
http://noukara.com/hikizizyou.htm

お隣の韓国では、引きこもりが20〜30万人ほどいるといわれています。ちなみに、日本のひきこもりは120万人程です。
日本の人口が約1億3000万人、韓国の人口が約5000万人なので、人口比からいっても、大きな差があるわけではないことがわかります。韓国の場合は、IT文化が発達しているため、ひきこもりは、オンラインゲームやインターネットに依存してしまう傾向が強いようです。(以上)

私の個人的な思いにすぎませんが、日本の引きこもりは、日本人はこうあるべきといった強い価値観のゆらぎの中で、そのゆらぎの犠牲者的な傾向があります。価値観のゆらぎはインターネットが現代のように普及する前からありました。イタリアや韓国の引きこもりを見ると、その国民的価値観のゆらぎが、インターネットとおしてもたらされているように思われます。感想までに。
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