仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

肩書社会

2017年11月07日 | 日記
朝刊の読者投書欄に「主夫 ○○ 58歳」とありました。ふと、昨日、昨年亡くなった西村 滋(1925年4月7日 - 2016年5月21日)さんのプロフイールに「主夫」とあったことを思い出しました。

愛知県名古屋市生まれ。6歳で母と、9歳で父と死別し孤児となり、以後放浪生活の後、少年養護施設の職員となる。
1952年、処女作となる『青春廃業』を発表。『やくざ先生』は、1960年に石原裕次郎主演で、日活で映画化された。一時テレビドラマの脚本を書いた[1]後、静岡で主夫をしながら著作を続け、1975年に『雨にも負けて風にも負けて』で第2回日本ノンフィクション賞受賞。
1985年の『母恋い放浪記』を中心とした作家活動で「路傍の石文学賞」を受賞。(以上)

新聞の投書欄を読みながら、この「静岡で主夫をしながら著作を続け」とある事を思い出したのです。「主夫」は「主婦」と共に、当たり前に言葉になっていることを意識しました。それと、読書欄の投稿者は、すべて「中学生」「契約社員」「主婦」など、肩書が書かれています。投書蘭だけでなく、事件が起きても、人の姓名に必ず、「アルバイト」「元契約社員」など、社会的な立場を明記されます。

日本は、まだまだ肩書社会なんだと思ったことです。
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