仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

もっと、やめてみた

2017年07月23日 | 日記
新聞に幻冬舎の新刊広告が出ていました。『もっと、やめてみた。』 (2017/7/20・わたなべ ぽん著) 、コミックエッセイとあるんどえ、マンガで表現した本です。
新聞広告には次のような言葉がありました。

★ビニール傘をやめたら、折りたたみ傘を持つ習慣ができた
★プチプラアクセをやめたら、いいものを長く大事にできるように
★枯らしがちな観葉植物をやめて、多肉植物を楽しんでみる
★深夜の居酒屋を控えたら、仕事がすっきり回るようになった
★「定番の髪型」をやめてみたら、新鮮な気持ちに
★ボディーソープをやめたら、石けん作りが趣味に
★イベント前に憂鬱になる自分を認めたら、イベントブルーをやめられた
★無理に友達を作ることをやめたら、ひとり時間が楽しくなった
★人見知りだと思うことをやめたら、出会いが楽しめるように
★「私なんか…」をやめたら、物の買い替え癖が減った
★海外に出掛けたら、人と自分を比べることをやめられた
★人のせいにするのをやめたら、自力で幸せになれた
(以上)

本を紹介したネット記事によると、著者は“ある日「うちでボーッと生活して年をとっていく私の人生よりいろんな経験をしているみんなの人生の方が上質って気がする。やっぱり今のままじゃいけない」と一念発起。

美術館・映画館に定期的に行くスケジュール帳は予定でギッシリすてきな趣味がある資格を持っているいつも元気でハツラツとしている…など「人生が充実して見える人」のマネを片っぱしからやって、スケジュールを埋め始めた。

2か月後。

「つ、つかれた。あまり興味がないものを続けるってことが こんなに疲れるとは。お小遣いもけっこう使っちゃったなあ…」

そして久しぶりに、ベランダ掃除や草木の水やり、サッシ磨き、おつかいのついでに散歩…など以前の生活に戻って悟る。

「そうかこの2か月、わたしは人生を充実させようというよりこういうことをすれば充実している人に見えそう、ってことばかり追いかけていた。今までの生活の中にもわたしなりの充実感はちゃんとあった」。

それからはのんびりながらもいとしく楽しく自分なりに充実した毎日。「充実させなきゃ」をやめようと、心から思った。”という。

願いを持つことは一面、今を否定することになるので、願いを断念することも重要です。切り口が新鮮で面白い。
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