仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

田中雅博師の葬儀

2017年04月27日 | 日記
昨26日(29.4.26)は、栃木県益子町、老人施設看清坊(栃木県芳賀郡益子町益子4493)で田中雅博師の葬儀でした。良い葬儀でした。司会の僧侶も見事、弔辞は5人、なかでも日野原と名のり慈恵医大の友とあり、聖路加で勤めていたといっていたので日野原重明先生の息子さんであろうか、見事の弔辞でした。故人の生前の徳を3つ上げ、最後は漢詩で讃えていました。その3つの徳は、医療と仏教を両立して生きたこと。。バチカンへ4度招聘され世界に仏教精神を伝えたこと、4冊の本を出したことでした。
最後の貞雅夫人の挨拶も良かったです。500人は来ていただろうか。返礼品は清酒「サンサイ」でした。
私とは1987年に一緒に、仏教ホスピスの会と「がん患者・家族語らいの集い」と立ち上げ10年ほど活動してきました。

略歴
東京慈恵会医科大卒。74年、国立がんセンターに入り、内分泌部治療研究室長などを務めた。寺を継ぐため83年に退職。住職のかたわら90年、緩和ケアも行う普門院診療所を境内に建設した。宗教者が、死期が近い患者らの心の奥の苦しみに対応する必要性を80年代から提言。ローマ法王が呼び掛けた国際会議にも4度招かれた。臓器移植法制定前の92年、スズメバチに刺されて心停止した女性が、尊厳死を希望していたことなどから延命措置を中止。腎臓は他人に移植された。これに対し、「脳死の判定が不十分」として医師や市民グループから殺人罪で告発(容疑不十分で不起訴)されるなど、脳死や尊厳死、臓器移植を巡って議論を起こした。14年に自らに進行性のがんが見つかってからも、患者らのケアにかかわる宗教者の育成に努め、16年に結成された「日本臨床宗教師会」の顧問も務めた。著書に「がんで死ぬのは怖くない」など。
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