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◆Rlc. Sanyung Ruby‘SM’

2020年03月07日 17時24分02秒 | ■赤・濃赤紫系
※2020年03月07日内容更新

於:2008/19WOC 世界蘭会議 フロリダ・マイアミ 画像提供=サンセットさん
■Rlc. Sanyung Ruby‘SM’
リンコレリオカトレヤ サンヤン・ルビー‘SM’
(Rlc. Waianae Coast x Rlc. Chia Lin (15/05/1995))
旧属名表記 Blc. Sanyung Ruby、Rsc. Sanyung Ruby
 本種の親品種 Rlc. Chia Lin(チア・リン)は世界らん展日本大賞1996 においてグランプリを受賞したことをきっかけに一躍、赤花の最高峰として脚光を浴びる存在となった個体‘Shin Shyn(新市)’を有する銘交配。もう一方の親 Rlc. Waianae Coast(ワイナエ・コースト)の交配は Rlc. Regal Pokai x Rlc. Bryce Canyon で本種には近年育種に重用されている優秀な交配親品種 Rlc. Bryce Canyon(ブライス・キャニオン)の血も入っています。なお、Rlc. Bryce Canyon を片親に使うとコンパクトな株にリップの大きな濃色大輪花を着ける品種が出来る傾向があるようです。
 また、祖先の Rlc. Maitland や Rlc. Bryce Canyon の影響からか本種の多くの個体では、ペタルの展開がやや悪い傾向があるようです。
<個体‘SM’について>
・展開の良い花容とリップの大きな黄目の印象的な美個体だと思います。
・特長の似た個体に‘Shin-Mei(新美)’‘Chi-Mei(奇美)’や‘ORCHIS’などがあり、画像の個体の個体名‘SM’は、おそらく‘Shin-Mei(新美)’の略ではないかと思われます。

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