今年度は、10月23日~27日を親子話し合い週間とし、障がいのあるなしに関わらず、ともに協力して生きていくことの大切さを学ぶ機会としました。
その中で、今年度は脊髄性進行性筋萎縮症と向き合いながら障がい者の理解を深めるための執筆活動・講演活動をされている鈴東裕己さんをお招きし、「無限の可能性を信じて、みんなで助け合おう」をテーマに訪問授業をしていただきました。
1・2年生には、紙芝居で「障がい者理解とチャレンジ」について話していただきました。
「自分はできない とか 無理だ と思わない。」
「自分ができるから、誰でもできると思うんじゃない、できない人もいる。」
「できないことがあっても、できる人が助ければいい、諦めないとできないことはない。」
などのメッセージをいただきました。
教室に帰ってから、学んだことについて感想を書きました。
1年生の感想
紙芝居がおもしろかったです。紙芝居に出てきた妖精達はできないこともあったけど、他にできることをすれば良いんだなと学べました。自分はできても人ができないことをできるだけ手伝いたいなと思いました。
2年生の感想
とてもいい話でした。相手が困っていたら助けるというのは、とても大切だと思いました。これからも困っている人を助けたいです。みんなが力をあわせれば一人じゃできないこともできるんだぁ~と思いました。「みんないっしょ」という題名は障がいをもってしまった人もみんなと同じところがあるという意味の題名だと思っています。このことを教えてくれてありがとうございます。
3・4年生には、「障がい者として感じること」について話していただきました。
お祭りでの司会経験や、アメリカへの短期留学など、自身がチャレンジされてきたことから、学んだことをお聞きしました。
3年生の感想
今日はわざわざ西小学校に来てくれてありがとうございます。私は今日の鈴東さんの講演を聞いて困っている人にはどう声かけをしたらいいのかが分かりました。今度そういう人を見かけたら声をかけて手助けをしたいです。あと、「やらないで後悔するなら、やって後悔する方がいい」という言葉が心に響きました。なので、この言葉をいつも心にしまっておきます。今回はこの講演をしていただいてありがとうございました。
4年生の感想
私は鈴東さんのお話を聞いて、声をかけてもらって、「嬉しい」と思っていることを知って、ほっとしました。なぜなら2回くらい、車いすに乗っている人に声をかけて、手伝ったりしたことがあるからです。その時は「怒っていないかな?」と思いました。でも、お話を聞いて、これからも少し声をかけて手伝ったりしようと思いました。可能性を信じて頑張っているということにびっくりしました。
5・6年生には、「心のバリアフリーとコミュニケーション」について話していただきました。
アメリカ留学で感じた、
「一人では困難なことも、当たり前のように助けてくれる人が多くいることで、みんなが安心して過ごすことができる。」
心のバリアフリーについてお聞きしました。
5年生の感想
私は鈴東さんのお話を聞いて、障がいをもっていても、諦めなかったら夢はかなう、ということが分かりました。私がもし病気や障がいをもっていたら、夢は諦めていたと思います。あとアメリカへ一人で行くのはすごく勇気がいると思います。障がいをもっている人を町で見かけたらできるだけ声をかけたいと思います。可能性は無限。それが一番心に残りました。鈴東さんもたくさんのチャレンジをしていたので、私もたくさんのチャレンジをしたいと思います。鈴東さんお話をしてくださってありがとうございました。
6年生の感想
鈴東さんのお話を聞いて思ったことは、声かけで、自分は1回困っている人を見て、声をかけようか迷って、最終的にはスルーしてしまいました。理由は声をかけて、逆に何か言われるんじゃないかと思ったからです。でも鈴東さんは声をかけてもらったら、嬉しい、ありがとうという気持ちになると言っていました。他の人も同じ気持ちだと思うので、次に何か困っている人がいたら声をかけてあげたいと思います。