おばちゃんの映画と本の備忘録 

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永い言い訳

2016-10-17 17:05:57 | 映画
人気小説家の津村啓こと衣笠幸夫 きぬがささちお(本木雅弘)

プロ野球の鉄人 衣笠祥雄と同姓同名だからと
本名で呼ばれることを極端に嫌っている

妻は美容院を経営している夏子(深津絵里)

幸夫のカットはいつも夏子

親友と出かけたバスの事故により突然亡くなる

しかしもともと夫婦には愛情はなく
バス事故の同じ時間 
幸夫は不倫相手(黒木華)を自宅に連れ込み
浮気していた

その彼女は罪悪感で眠れないと告げる

そんなある日
幸夫の元に夏子の親友で
一緒にバス事故で亡くなったゆき(堀内敬子)の夫・大宮陽一(竹原ピストル)から
電話をもらう

亡くなった妻の話をできる人がほかにいないと・・・


大宮はトラックの運転手
子供が二人
長男真平は小学六年生で中学受験を控え
塾通いで忙しい
下の子は保育園?の灯(あかり)

長期で家を留守にする大宮の家に通い
子供たちの面倒を見ることになる

妻が死んでも悲しめず涙も出ない幸夫と
留守電に入っていた妻の声を消すことができないほど
悲しみにくれている大宮

そして突然母親を亡くし
情緒不安定になっている子供たち

自分の遺伝子を持っている子供なんかいらないと
夏子との間に子供を作らなかった幸夫
夏子もそれに同意していると思い込んでいた

大宮一家との楽しそうに写っている写真を見て
複雑な気持ちになる

そして自分は愛情もなくなっていたくせに
夏子の携帯に自分への愛はなくなった未送信のメッセージを読み
怒りを表す幸夫

バス事故は冬
それから春が来て夏 秋 冬と
一年を通しての撮影

子供たちの成長
幸夫の髪が伸びていく様

やくざっぽい風体の大宮が
怒って殴ってくるかと思えば
優しい表情をしてくるところは笑える

大宮の下の子 灯(あかり)の
わがままを言う姿は演技とは思えない

ローカル線の電車の中で
幸夫と真平が
みかんを食べながらの会話
外はのどかな風景

永い言い訳
どうして長いではないのか
その違いは?

「長い」は単にながい時間を表し
「永い」はいつまでも続く永続的・永遠的なことを表す

妻を裏切っていたことをもう永遠に謝ることはできない

大宮親子が喧嘩をして
そのあと父親が事故にあった
もし父親が最悪の事態になったら
同じことが起きていたのかも
永遠に仲直りしないまま・・・
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