フランスへの階段

変わったこと。昔は階段を一段ずつ登って行くイメージだったけど 今は一段ずつ降りて行きたい。

押し付けていた

2016-11-25 14:53:39 | 息子の言語習得記録

このところ、子ども達に言われてハッとしたことがある。

 

これはカランコエ。日が短くなるにつれて花をつけ始めるという植物。

 

まず、かいとに言われたこと。

ある日曜日の午後、家庭教師のマルティンがかいとを映画に連れて行く約束をしていた。

(ティム・バートンの子供向け映画で、マルティンは見に行く口実を必要としていた)

出かける前 これを着ていけば?と私が服を出してみせた。

お出かけだから、この間もらったちょっとおしゃれなやつがいいよ。

その服を見て、気が進まなさそうなかいと。無理矢理着せたが、半怒りでぶつぶつねちねち

ずぼんが重い、着心地が悪い なんたらかんたら。

でもあの服は乾いてないし、それはもう小さくて袖が短いよ。

結局 かなり長時間 二人で揉めた。

埒があかないので、わかった 自分の好きな服しかあんたは着ないから

自分で決めなさい と言って私は下へ降りた。

果たしてかいとは数分後

前の日に着ていたトレーナーとジャージのズボンで

2階から降りてきた。

それを見た私は、 カチンと来た。

ちょっとぐらい着心地悪くても我慢して着んかい(もらった服あるのに)

そのしみったれた服装は何やねん 

っていうのが本音。

もう ほんとに かいとはお母さんの言う事 何にも聞かないね

と感情的になって 行きたいならそんなかっこわるい格好で行けば

とか 悪態をついてしまったら

わーっと泣いて二階へ行ってしまった。

しばらくして 仏頂面で降りてきて

お母さん 言ってもいい?

いいよ。何。

怒らない?言ったら怒るかも。

何を言うつもりだろ?とふっと笑いがこみ上げたが押さえて

怒らないから、言って。


決心したようにかいとは

「ぼくは お母さんの奴隷じゃない。」

 

 と強い口調で。

ぼくはゲームやタブレットをする権利がある。休みの日ぐらい好きな事したい。

とわなわな震えながら続けた。

 

...あの 服の話だったよね 

って思ったけど、これは十分私の心に響いた。

かいとは好きな服を着る権利があるよね

ごめん

と素直に謝った。

この時から、あ、この子 大丈夫かも

と心に閃いた。任せておいていいんだ。頼りなくても。

もう一つ、かいとを苦しめているのは

葛藤

なんだなと気づいた。

感情的に怒ったり、ああーどうしたらいいの!という状況になりがちな彼。

ゲームしたいのに宿題がある

自分はこれがいいのに、親はこれを勧める などなど。

産まれてからこの方、何と言う自我の強いやつ。

だと思っていたけど、逆に葛藤に陥るのは

相手の気持ちも分かるからであって、もし相手の気持ちを無視できるのなら葛藤は起きない。

意外と自分の気持ちを強く言えないがゆえの悩みなのか。

お外行こうよと誘っているクカ。このあとは、一つ前のブログの記事の写真の通り。


大人でも葛藤の扱いは難しいが、人にもよるようだ。あいのあはもっとたやすく扱っている。

勉強と遊び と前に出されたら、 はいはい。じゃ 先に勉強しちゃいます。

となるし

もし嫌いな服を着せられそうになったら

ママ、私 これいや。着たくない。

と落ちついて、しかしきっぱり宣言してぶれない。そういう態度を取られると

こっちも あっそうですか。としか言えなくなる。


もうひとつ 反省した話。

雨が降っていた日、傘を車に積んで学校に行った。

かいとは傘はささない。ダウンジャケットについているフードで事足りる。

あいのあは傘をさすのが好き。車を降りて傘を持たせて、校門まで歩き始めた。

あいのあは手に傘を持ったままさしていない。コートのフードはかぶっている。

ささないの?傘。

と聞いたが、聞き取れない返事。

しばらく歩いて、傘は閉じたままなのでもう一度聞いてみた。

傘ささないの?できないなら開こうか?

あいのあは傘が最後まで開けなくて私に頼んでくる。

だが、その時の彼女の返事は

「もう。分かったよ...」

とあきらめたようにつぶやいた。

プランターの苺。クカに荒らされて避難中。どこに植えようか...


え。え。。。!?

その 大人っぽい迷惑そうな声色?

何と言うか、 しょうがないな。さしてほしいなら さすよ。傘。

っていうニュアンスありありな。


その時、気がついた。

せっかく持ってきたんだからなんで 傘ささないのよ

と自分が思っていた事を。

傘 さしなさい と言わなくとも

子どもは親の言いたい事を全く正確にテレパシーのように感じ取ってしまう事を。

スーパーで買ったバジルの鉢がまだ生きている。これはBIOのバジルだった。


なんか 母親として子どもをアビュースしてた気分。

ぐいぐい 押し付けてた。


頼まれるまで、何もしなくていいんだね。






 

 

 

 

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6 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-11-27 23:02:03
しばらく会ってないけどふたりとも成長しているのだね。また会える日を楽しみにしているよ。
unknownさま (おーやま)
2016-11-28 02:44:20
これは....誰かな?
つぎ 会ったときに教えてね。

そう 成長しています。
願わくばそれを いい距離で正しく見つめたいと思う。
Unknown (とみー)
2016-11-29 08:55:42
トミーでした。名前入れ忘れたらパスワードかかって直せなかった。
トミーへ (おーやま)
2016-12-01 23:36:59
来る予定作ってよ。

次回はかいとも成長して笑顔で見送れるよ。^^
期待☆
Unknown (とみー)
2016-12-04 08:38:38
バスクで再会を狙ってるんだけどね。笑。

トミーへ (おーやま)
2016-12-09 19:52:38
うむうむ
それもありだね。

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