本、映画、時々ねこ

好きな読書と映画、そして愛猫について記録します。

live hand picking

2016-11-02 19:08:08 | Weblog

生きたまま手でむしりとる。。。これ、なんだと思います?今では誰でも1着くらいは持っているダウンジャケット、コート、あるいは羽毛ふとん。その中身の羽のことです。私、つい先日まで、ダウンがどこからどのように来るのか全く考えたこともなく、あー、あったかいわあ、冬はやっぱ、ダウンだわあ、などと、ありがたく使用しており、今年もいよいよその季節が来たと、夏の間、しまっておいたコート類を出したばっかです。私、ダウンに目覚めてから、買い続けるうち、今では4着もダウンだわ。でも。。。先日、なんでか、偶然にもダウンの丸かじりならぬ、生きたまま丸むしり映像を観てしまって、えっらいショックを受けている最中なんです。それはダウン入りのものを買った人は、羽をむしられ続けるグースやカモの現状を知って、もし新たに買い替えるのであれば、古くなったダウンはリサイクル用に回収箱へ入れましょうということを推奨するための案内だったのですが、私の目には首ねっこを押さえつけられて、どんどん羽をむしられて、赤裸になって、やっと解放されて仲間のところへ走っていくカモさんの、あの血だらけの皮膚が焼き付いてしまって、どうにもこうにも、気持ちのやり場に困っているのです。ああ、もし、この実態を知っていたら、最初に買ったダウンを処分せずに、リサイクルに出せばよかった、新しいダウンはもう買わず、他のもので代用すれば良かったと、ほんと悔やんでいます。だって、ダウンジャケット1枚には7羽分の羽が必要だそうで、私、7羽を丸裸にして、えっと4着だから、28羽のカモさんの痛みの末の羽を身につけているわけです。ずっとずっと前に、このブログで「中国のクマ牧場」のことを書いて、あれも衝撃的であったけれど、今回のは中国だけではなく、世界の3大ダウン生産国はハンガリーとポーランド、そして中国と何かに書いてあったから、その3か国にプラスして、もっと多くの国が、生きたまま羽むしってんですよね。どうして生きたままかというと、死んだら1回しか、羽が収穫できないけれど、生きたままなら、生えてくればまたむしれるから。。。です。まあ、当たり前のことですが。ブロイラーと一緒で、生まれたときから、食肉としての運命が決まっているように、グースも、羽をむしられるためだけに飼育されて、と殺される運命です。あ、ブロイラーの話を少し追記すると、彼らはひなのうちに嘴を削られて、せまい金網の中で、お互いにつつきあってもケガしないようにしておくのです。まあ、徹底していることで。そういう鶏の肉を我々は日々いただいているのですね。なんてことだ。何かを犠牲にしないと生きてはいかれない人間ですが、人間とそれ以外との境界線の切り口は、人間は一番えらいのだから、何をやっても良い、という錯覚からできたものですね。まあ、悪いことばかりしているので、時々、えらい目に合うことで帳尻があっているのでしょうか?ほんと、ろくなことしてませんね、私たち。。。

おそらく、もっともっとダウン製品のメーカーが、きちんとトレースして、ダウンの収穫現場をキチンと把握して、どういう方法で採集したものか、責任を持って表示するということが法律で義務化されない限り、人々の需要のままに、生きたまま羽むしりは、延々と行われ続けていくでしょうね。毛皮の不買運動のように、製品を買う消費者側が、ボイコット運動をするなど、もっと賢い消費者にならなければ。次からはダウンはリサイクルに出す、リサイクルされたダウンを買う。それくらいはしよう、せめて。羽をむしられているグースのキーキーという鳴き声が耳に残っているよ。

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