どうしても昨日のが悔しくて北斎展へ。
上野公園付近は昨日にくらべたら人がむちゃくちゃ居ます(そりゃね)
北斎展も例に漏れず、混み混み。
でもちゃんと見たいものだけはじっくり見てきました。
『蛸』とか。
蛸ってマイナー?北斎の描く動植物系は全部好きです。
北斎の作品のなかの部類では一番きれいで、一番洗練されていると思いますが。
わたしの主観ですが…。
展覧会すごく刺激的でした。
こういう手法での絵文化が生まれた背景の細かいとこが気になったので今度調べたいです。
だいたいの絵は引き算はあると思いますがせいぜい100-30=70。
70%ぐらいは残していると思います。
浮世絵は100-70=30。
つまり30%だけを描き出しているように見えます。
版画の元絵だから細々と出来ないのもあるんだろうけど、それでもここまで引き算な絵でシンプルなのに魅力的に感じるということは、ごてごてとそのままを写し取るよりもいらないものを省いていって、時にはそれを意図的残していくことで絵が魅力的になるのでは、と思いました。
すべては画家のセンス、さじ加減一つってことなんですが。
これはすべての絵に通じるか。
でも浮世絵の容赦ない引き算っぷりを見てそのことに気がつきました。
引き算をするにあたって執拗なまでの観察とデッサンを繰り返していくことで、だからこそ残すもの残さないものの判断が明確になって、あのような魅力的な形に仕上がって行く。
実際肉筆だと細やかで緻密なものがたくさんあります。
それは人物画より動植物系のものに多く見られますが。
晩年の作品は肉筆重視で細やかに書き込まれていて、陰影をつける手法も見られ(舶来の何かを見て影響を受けたのか)、老いてもなお成長し続けようと新たなものを吸収し挑戦し、己の表現方法を増長させ続けるようとする画を描くことに対する貪欲な執着心。
本当に画狂という言葉がふさわしいと思いました。
何にせよすばらしい絵というのは見ていて疲れません。
身に染みるというか、馴染んでいっそ心地よくなってずっと見ていたくなります。
それが禍々しいものをテーマにしていても心地よく感じてしまう。
以上北斎展で刺激を受けて起こった、私の個人的な考え。
会期中、展示品がちょこちょこかわるらしいのでまた行きたいと思いました。
また新しい考えが起こるかもしれん。
北斎展でじーっと絵をみながら歩いていると、目の前に小柄な初老の白人女性。
よーく目を凝らせば帰りの飛行機で隣だったあの女性!!!!!
ディスティニー!!!
いやこれはもう、
ミラクルッッッ!!!
こっそり話しかけたら向こうも驚いて思わずハグ!
彼女は広重も好きだけど北斎も好き!!というか浮世絵が好きで、今回こんなに見れてすごく興奮するときゃぴきゃぴ。
そしてまさかこんな所であうとはねー、と笑いながら喋ってると、テンションが上がって声まで上がったのか周りから注目を集めてしまったのでひそひそ話。
で、気になっていた『うれしい』とかの件。
あれ使った?と聞いたら
「使った使った!あのときはありがとう」とお礼を言われました。
うぅ、よかったー。ほっと一安心。
まさかこんなところで会うとは思いませんでした。
というかまた会えるとは思いませんで…。
行きも帰りもノースウェストを使ったのですが、行きも帰りもミラクルに遭遇。
もしかしたらあの航空会社はミラクルを呼ぶ航空会社なのかもしれません。
ノースウェストミラクルについては11/7 SF攻略1日目参照。
また今回のミラクルについての伏線は11/20 SF攻略14日目(攻略完了)参照
-------------------
ランキング参戦中
↓ディスティニー感じた方ポチッとな↓
上野公園付近は昨日にくらべたら人がむちゃくちゃ居ます(そりゃね)
北斎展も例に漏れず、混み混み。
でもちゃんと見たいものだけはじっくり見てきました。
『蛸』とか。
蛸ってマイナー?北斎の描く動植物系は全部好きです。
北斎の作品のなかの部類では一番きれいで、一番洗練されていると思いますが。
わたしの主観ですが…。
展覧会すごく刺激的でした。
こういう手法での絵文化が生まれた背景の細かいとこが気になったので今度調べたいです。
だいたいの絵は引き算はあると思いますがせいぜい100-30=70。
70%ぐらいは残していると思います。
浮世絵は100-70=30。
つまり30%だけを描き出しているように見えます。
版画の元絵だから細々と出来ないのもあるんだろうけど、それでもここまで引き算な絵でシンプルなのに魅力的に感じるということは、ごてごてとそのままを写し取るよりもいらないものを省いていって、時にはそれを意図的残していくことで絵が魅力的になるのでは、と思いました。
すべては画家のセンス、さじ加減一つってことなんですが。
これはすべての絵に通じるか。
でも浮世絵の容赦ない引き算っぷりを見てそのことに気がつきました。
引き算をするにあたって執拗なまでの観察とデッサンを繰り返していくことで、だからこそ残すもの残さないものの判断が明確になって、あのような魅力的な形に仕上がって行く。
実際肉筆だと細やかで緻密なものがたくさんあります。
それは人物画より動植物系のものに多く見られますが。
晩年の作品は肉筆重視で細やかに書き込まれていて、陰影をつける手法も見られ(舶来の何かを見て影響を受けたのか)、老いてもなお成長し続けようと新たなものを吸収し挑戦し、己の表現方法を増長させ続けるようとする画を描くことに対する貪欲な執着心。
本当に画狂という言葉がふさわしいと思いました。
何にせよすばらしい絵というのは見ていて疲れません。
身に染みるというか、馴染んでいっそ心地よくなってずっと見ていたくなります。
それが禍々しいものをテーマにしていても心地よく感じてしまう。
以上北斎展で刺激を受けて起こった、私の個人的な考え。
会期中、展示品がちょこちょこかわるらしいのでまた行きたいと思いました。
また新しい考えが起こるかもしれん。
北斎展でじーっと絵をみながら歩いていると、目の前に小柄な初老の白人女性。
よーく目を凝らせば帰りの飛行機で隣だったあの女性!!!!!
ディスティニー!!!
いやこれはもう、
ミラクルッッッ!!!
こっそり話しかけたら向こうも驚いて思わずハグ!
彼女は広重も好きだけど北斎も好き!!というか浮世絵が好きで、今回こんなに見れてすごく興奮するときゃぴきゃぴ。
そしてまさかこんな所であうとはねー、と笑いながら喋ってると、テンションが上がって声まで上がったのか周りから注目を集めてしまったのでひそひそ話。
で、気になっていた『うれしい』とかの件。
あれ使った?と聞いたら
「使った使った!あのときはありがとう」とお礼を言われました。
うぅ、よかったー。ほっと一安心。
まさかこんなところで会うとは思いませんでした。
というかまた会えるとは思いませんで…。
行きも帰りもノースウェストを使ったのですが、行きも帰りもミラクルに遭遇。
もしかしたらあの航空会社はミラクルを呼ぶ航空会社なのかもしれません。
ノースウェストミラクルについては11/7 SF攻略1日目参照。
また今回のミラクルについての伏線は11/20 SF攻略14日目(攻略完了)参照
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>だいたいの絵は引き算はあると思いますがせいぜい100-30=70。
70%ぐらいは残していると思います。
浮世絵は100-70=30。
つまり30%だけを描き出しているように見えます。
なるほど、そうかもしれません。私のとって浮世絵とは、美人画、役者絵、そして風景画くらいしかイメージできなかったのですが、
もっと奥深いもののようです。
なるほどと言ってもらえてなんかうれしいです。
浮世絵は奥深いですね。
その奥深さが人を魅了するものなのですね。