二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

チュルリ ~エナガに萌える

2014年04月09日 | Blog & Photo
とうとう買ってしまった動物写真家松原卓二さんの「エナガのねぐら」東京書籍1400円+税。
昨夜ウィスキーの水割りを飲みながら眺めていたが、目尻がさがる、さがる(^^)/
「こりゃたまらん」現象を、久しぶりに味わった。

松原さんによると、エナガはつぎのように鳴くそうである。

1.チルル(短く)
仲間を呼び寄せたいときに出す声。よく響きます。

2.ツブ・・・ツブ(ツ・・ウ・・・ツ・・ウと聞こえることも)
エナガが常時発している小さなつぶやき声。この声をおぼえておくと、葉が茂った真夏の森でも、エナガの群れを追跡しやすくなります。(以下略)

3.チュルリ(ジュルリやツリュリュと聞こえることも)
野鳥多しといえども、この鳴き方をするのはエナガだけ。いちばん特徴のある声です。

4.チルルルルルルルルル(カラスやトンビなどの大きな鳥が上空を飛ぶと、この声を出して仲間に危険を知らせます)

5.ピーピーピー(チーチーと聞こえることも)
群れ全体に「おーい」と呼びかけるときの声。(以下略)

ちなみにこれらの声は、松原さんの「モフモフ情報局」で本物をじっさいにを聞くことができる。
http://mofumofu.info/homu.html

野鳥観察、撮影とも1年生のわたしは、出会った鳥をつい、片端から撮ってしまう。
ヒレンジャクもよかったし、ジョウビタキもよかった(^_^)/~
ミーハーなのでフィルムカメラの時代から「なんとかしておれも野鳥を撮ってみたい」と思いつづけていた。
まずはフジノンの8×25という双眼鏡を手に入れ、時間をかけ慎重にスタート。
撮影の望みをかなえてくれたのは、光学1200ミリまでズーム可能なキヤノンSX50HCという、高倍率ズームコンパクト機だった。
そしてある日、営巣中のエナガとバッタリ!


エナガは一般的にメジロと同じように落ちつきなく、すばしこく動き回る。
撮影はラクじゃないから、ムダ玉ばかり連発しているが、いくつかまあまあのショットがあるから、つぎに数枚を掲載(または再掲載)しておこう。









松原さんの本をじっくりと読みながら、エナガの可愛さに萌えている。
女子でもあるまいに「カワイイ!」がそんなに優先順位の高い価値観なのかね?
などと自分を責めても仕方あるまい。
撮った瞬間、撮れた瞬間は、エナガの可愛さに蕩(とろ)けているMikenekoを発見(^-^)

最後にお借りした画像を一枚貼っておこう。


画像はこちらからお借りしました。タイトルは「エナガ団子」(笑)。
ありがとうございます。(ただし、少しレタッチあり)
http://blog.goo.ne.jp/at-strike-jewel/e/2301e1bf299fd60708abf2cc8fd31728

どうです、この衣装、このしぐさ。
カワイイという意味で、エナガの存在感は別格。他のカラ類とは比較になりませんねぇ。
なおエナガはスズメ目エナガ科エナガ属に分類され、世界に7種が棲息しているそうです。
日本では北海道にシマエナガという頭部の白いエナガが棲息していると「エナガのねぐら」に紹介されていました。
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