二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

オリンパスとニコン ~カメラ、レンズの比較実験

2017年06月14日 | Blog & Photo
   (この日の撮影で一番気に入った水鏡の情景)


最近やってきたオリンパスのPEN-Fの試し撮りをしながら、ふと思いついて、オリンパスとニコンD7000(本来はD7200あたりにしたいところだが)両機種を比較してみた。
レンズはオリンパスは17ミリF2.8、ニコンは35ミリF1.8単焦点。35ミリ換算ではそれぞれ、34ミリ、56ミリの画角に相当する。
したがって、この記事は、わたし的には、35ミリレンズと50ミリレンズの比較でもある。

■条件設定
・基本はdefaultとする
・Aモード
・絞り:F2.8固定
・ISO:200
・WB:曇り
・測光:評価測光(露出補正なし)
・J-peg ノートリミング ノーレタッチ
※この日の天候は曇り、ときおり小雨
■発売時期その他
オリンパスPEN-F:2016年
センサーサイズ:マイクロフォーサーズ規格
ニコンD7000:2010年
センサーサイズ:APS-C規格

■同じ位置から撮影(上がニコン)

1.国道沿いの光景




2.タチアオイ




3.ツタの這うスナック




■被写体がほぼ同じ大きさになるよう、前進または後退して撮影(上がニコン)

4.マツキヨの幟




5.資材置き場




6.テナントビル





わずらわしいので、一枚一枚にはコメントを付さない。
IT製品はフィルム時代のカメラにくらべ、賞味期間が非常に短い。次期モデルが発売されると、商品価値はまたたくまに落ちていく。「新製品」の方が、すぐれているし、消耗品なので、発売後8-10年でメンテナンス受付が終了する。この商品のサイクルは、エアコンや冷蔵庫などの家電品と同じ。
したがって、発売時期により、製品の性能は決まってしまう・・・といっていいだろう。

メーカー側は、2-3年おきに、「新製品」を発売し、売上げを維持しようとしているが、わたしの見るところ、デジタルカメラの機能、性能は大方飽和状態に達している。
わたしの独断では、一般のアマチュアにとって(プロでもそうかもしれないが)、近ごろのカメラ、レンズは明らかにオーバースペック(^^)/ こうなってくると、カメラはますます嗜好品に近いものとなっていく。
PCのディスプレイ上で見るかぎり、2000万画素なんて、まったく必要がない。現在のこのmixiでは(gooブログも同じ)640×640にリサイズされてしまうのだから、i-phonやスマホの画像で、必要十分。
ズバリといえば、ワンランク上の写真が欲しい、あるいは趣味で写真をやっている・・・そういう人のためのカメラということだ。

両機の画像には、ハッキリとわかるほどの差はない、それぞれの画像を横または縦にならべて仔細に比較しない限り。
彩度とコントラストは、前からわかってはいたが、オリンパスの方がより高いから、パッと見では素人受けするだろう。
一方ニコンは、画像の階調表現を重視していると思われ、品位のある、しっとりした再現になっている。

しかし、これだけ似ていると、もう「好みの問題」といわざるを得ないのではないか。
各メーカー、ぜ~~んぶ横ならび・・・という方向にすすんでいるように見えるから、個性には乏しい。
すぐに違いがわかるのは、レンズの画角。
35ミリと50ミリは、わたしが一番使う画角だが、こうしてpic-upしてみると、背景描写、パースペクティブ、被写体のつかみ方に歴然たる差がある(ノ_-。)
近ごろズームレンズの出番がふえて、ズームへの依存度がますます上がってきている。
だが、焦点距離や絞りやシャッタースピードの選択は、いささか大げにいうと世界とどう向き合うかに直結する。これはむろん、写真にとって最重要な要件の一つ。
それを忘れないために、意識して単焦点レンズを使う。その方がイイだろうと、わたしは漠然と考えている。


意地悪をしたいわけではないけれど、おしまいにロモのネガカラー&オリンパスTRIP35で撮影した写真を貼っておく♪
こういった味わいをデジタルで表現するのは、至難のワザなのではあるまいか(^^;)

7.山麓の風景
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