自然派ラーメン花の季＠宇都宮 「タンメン」

この歳になると最強だとか、
一番だとかそういう言葉を
安易に使ってしまうことに
やや躊躇いがある。

軽薄になってしまいそうだし、
気恥ずかしさもあるからだと思う。

しかし、いつも思う。
こいつは躊躇いなく最強のタンメンだ。

タンメンはひとつ、
調理法の大勝利による料理だ。
張られた塩ベースのスープに
炒められた野菜が香りも甘みも
食感もワンストップで与えてくれる。
日高屋でもタンメン一択な僕は
尚更そう思う。

が、花の季のタンメンは
その最強のメソッドが単なる
公式でしかないかように、
すべての材料が輝いてる。

この時期、ようやく寒さに
鍛えられだした白菜やカブたちが
しっかりとした歯ごたえになる
カラダを得、糖度を更に増す。

もともと力強かったスープに
豊かな生命力を与えてゆく。
natural thing

最強とは決して、他が必要なくなるような
排他的なものではなく、他のモノの喜びまで
喚起してくれるようなものかもしれない。

例えば、また明日からいろいろな
タンメンを食べたくなるような、
そんな気分にさせてくれるような、
そんなもの。

　









住所 〒321-2118 栃木県宇都宮市新里町1606-13
電話番号 028-665-5517
営業時間 午前の部:11:00～15:00 （土日祝～14:30） / 午後の部:17:00~20:30
定休日 月曜日（祝日の場合は翌日）