黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

ワールド・ビジョン・カフェ&forキッズに行ってきました

2009年11月30日 | はるの成長日記
以前から参加したいと思っていたものの、
なかなか予定が合わず参加できなかった、
ワールド・ビジョン・ジャパンさんのワールド・ビジョン・カフェに参加してきました。
今回はなんと初の試みでワールド・ビジョン・カフェforキッズも開催されるとのことで、
花にHPをみせて、
「こういうイベントがあるんだけど、行く?」と聞いてみると、
「行ってみたい!」と即答。
「オリヴァちゃんやホーンちゃんに会えるの?」というので、
「オリヴァちゃんやホーンちゃんとは違うベトナムっていう国の子たちだよ」と説明しましたが、
それでも行く!といってくれたので申込をしました。

質問コーナーがあるとのことで、
一生懸命考えた質問をメモしていたのですが、
来日するチャイルドが中学生と聞いて、ちょっと怖じ気づいてしまった花(笑)
花の世界では、一番お姉ちゃんでも小学校6年生ですからね。
未知の世界です。
とはいっても、花にとっての未知の世界は年齢だけで、
国のことはあんまり気にしていないらしいのが、子どもらしいですね(笑)


電車を1本乗り損ねてしまい、タクシーを飛ばしたものの、
数分遅れての到着となったのですが、
遅れてきた花を、ホアンちゃんとチャンちゃんが優しく声をかけて
隣に呼んでくれたことで、少しは緊張も和らいだようです。

参加できるのは小学生から高校生の子どもだけ、ということで、
風は私と見学していたのですが、
「学校に自転車で通っている人!」という質問のときなどには、
元気よく手を挙げていました。

風はホアンちゃんの名前がホーンちゃんに聞こえたらしく、
「ママがいつもお手紙書いているホーンちゃん?」と聞いてきました。
日頃から何かと家でも話題にしていることで、
ちゃんと覚えてくれているんだと、びっくりしました。


しかし、そこは5歳児。
しばらくすると飽きてきた模様で、
ワールド・ビジョンの活動を紹介しているコーナーへ遊びに行きました。
「そこへ入りたい」と並べてある机の内側に入りたがります。
「そこは係の人が入るところだからダメよ」といっていると、
「ここに入りたいの?入ってもいいけど何もないよ?」
と近くにいた男性の方が快く許してくださいました。
その上、封筒に入ったクリップに
「これなに?」と興味を示す風に、
「気になるんだね、出してもいいよ」といってくださったり、
ホッチキスに興味をもった風に、
「やりたいようにやっていいよ」とカッシャンとやらせてくださったり。

ついつい人の目を気にして、「ダメよ」ばかりいっていた私と違い、
大きな心をもった方だなぁと思っていたところ、
最後の挨拶に登場された 片山信彦事務局長、その方でした。
もう、さすがというか何というか、恐れ入りました。

forキッズが終わって、そこからまた1時間半。
正直、子どもたちが持つか心配でしたが、
比較的お利口にしてくれていたと思います。
「どこに座る?」と聞いたら、
真正面の最前列に陣取った花。
いつでもどこでもかぶりつきで参加です(笑)

内容としては、わりとさらりとした印象。
ベトナムの惨状、というよりは、
支援されているチャイルドのさわやかさと明るさ、利発さが際立った感じ。
片山さんもおっしゃっていましたが、
下手をすると日本の子どもの方が元気がないというのをまざまざと感じて、
色々と考えさせられました。
なんというか「生きる力」を感じました。
うちの子どもたちもそこそこ元気だと思っていたのですが、
なんか違うんですよね・・・。
こちらのほうがホームグラウンドなはずなのに、縮こまっている感じ。

それでも花は色々と思うところがあったらしく、
帰宅してから眠い目をこすりつつ、
ホアンちゃんとチャンちゃんにお手紙を書いていました。

ふたりから頂いた絵ハガキは、花の机に飾ってあります。

お手紙には、「私もいつかベトナムに行きたいです」と書いてありました。

花にとって、忘れられない一日になったようです。


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