戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

新・山の上からこんにちはvol.207

2017年04月21日 | 新・山の上からこんにちは

こんにちは、日光自然博物館です。

奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、
カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。

 

■ 今朝の奥日光は 7℃ (博物館周辺 8:00時点)

 

来週26日には赤沼自然情報センターが開館し、赤沼から千手ヶ浜の間を走る低公害バスも運行開始するということで、今回は西ノ湖へ足を伸ばしてきました。

 

(西ノ湖入口~吊橋までのカラマツ林)

 

気になるのが、道の雪の様子。

西ノ湖入口(バス停)~西ノ湖手前の吊橋までの広い遊歩道では、大部分の雪がすでに溶けていました。
吊橋~西ノ湖までの、やや狭めの道は、溶け残りも比較的多くあり、ぬかるんでいる場所もありました。

もっと暖かくなって残りの融雪が進むと、ぬかるみがさらに多くなります。登山靴など、防水対策も必要です。

 

さて、広い歩道に残っていた雪の中に、こんな、冬の生きものたちの名残を見つけることが出来ました。

直径5cmくらいの、ネズミのトンネル!

彼らは普段、地面と落ち葉の間など隠れたトンネルを利用しているので、その全体像を私は見たことがありませんでした。
雪がまだ深かった時には雪の下になって、やっぱり見えなかったのではないかと思います。
冬と春の、ちょうど良い狭間のタイミングだったようです。

 

 

気になる西ノ湖の様子は、ドン!

岸が杭から約200m奥に下がっていました。

雪解け水が流れ込む前の今頃では、毎年見られる光景だそうですが、私自身はこんなに水が少ない西ノ湖は初めて。

そのおかげで、普段なら水没してしまう、湖の真ん中近くまで歩いて行けたのですが、そこは湖の深みになっていたため、岸を振り返っても陸地が見えなくて、とても新鮮でした。

 

湖のエメラルドグリーンも、いつもより深い色に見えました。
青空、雲、対岸の山々の反射が、まるで一枚の絵画のようで、しばし見惚れてしまいました。 

 

 

西ノ湖からの帰り道、ゴジュウカラというスズメくらいの小鳥が巣を作っている現場にも遭遇しました。

枯木から柔らかい木片を剥がしては巣に持って帰る、ということをせっせと繰り返していましたが、夢中になってシャッターを切る私に気付くと、途端にけたたましい声を出し始めました。

冬の間は人も少ないので安心して子育ての準備をしていたでしょうに、申し訳ないことをしてしまいました。
場合によっては作っていた巣を捨てさせてしまうこともあるので、観察の際には気を付けないといけません。

 

しかし、人が少ないおかげもあるのか、今回は本当に様々な野鳥のさえずりが聞こえました。
すっかり暖かくなったというわけではないですが、冬の名残も春の兆しも見られる絶妙なタイミングを満喫できました。(山)

 

◆ イベント情報 ◆

 ★「戦場ヶ原春のガイドウォーク(プレDCイベント)
  平成29年5月3日(水祝)~5月7日(日) 10:00~/13:30~ 〈当日受付〉
   戦場ヶ原で早春の生きものさがし!短距離のお手軽ハイキングイベントです。

 ★「ツツジのトンネルを歩く!中禅寺湖畔フラワートレッキング(プレDCイベント)
  平成29年5月14日(日) 9:45~14:00 〈5月4日(木)締切〉
   絶景の穴場ポイントへレッツゴー!春の花々の世界へご案内します。 

 ★「中禅寺湖南岸トレッキング(プレDCイベント)
  平成29年5月28日(日) 9:00~15:30 〈5月17日(水)締切〉
   新緑、シャクナゲ、野鳥、そしてモーターボートで中禅寺湖360°大パノラマ!贅沢すぎてごめんなさい!! 


◆ 企画展情報 ◆

 ★「武田久吉展~日光の山々で躍動した若き日々~
  平成29年4月29日(土)~7月9日(日)(休館日を除く)
   登山家・植物学者であり「尾瀬の父」と呼ばれた武田博士。その原点となった少年時代の日光との関わりを紐解きます。

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