戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

犯人はだれだ!?

2017年01月08日 | 自然情報

遅れながら、奥日光でも徐々に雪がある場所が増えてきたように思えます。

雪道散策の中での楽しみの一つが動物たちの痕跡、フィールドサイン探し。

前回の切込湖・刈込湖コースで見たフィールドサインをちょっぴりご紹介します。

「!」のような形がふたつ並んでいるのは、シカの足跡。雪滑り防止などにも使う「副蹄」もくっきり残っていました。

コチラは鳥が飛び立った跡。上に調度コガラがとまっていましたが彼の物なのでしょうか。翼の跡が模様のようになっていてきれいです。

 

・・・・事件発生!

モグラの仲間が襲われた跡かと思われます。足跡を見ると犯人はキツネ?タヌキ?あたりなのでしょうか・・・・・。

これから奥日光では、道路の近くでもこのようなフィールドサインを見つけることが出来ます。

だれが?いつ?何のために?想像力を最大限に推理してみましょう。

 

最後にフィールドサインではありませんが

タケカレハの幼虫。雪と何となく不釣り合いな気がしますが、幼虫の姿で越冬します。

雪の中で健気に頑張る姿に励まされてしまいます。まだまだ寒いけど頑張って!!

(岩)