日刊ミヤガワ2253号 2010/3/13
「雑念日」
公暁が隠れるにしては当時の幹は細く見え見えだったのではと思っていた。
その大銀杏が倒れたとか。そんな年代ものの樹木の奇禍があちこちあるのだそうだ。
やはり天変地異の予兆。大変動の前触れかと、眠っていた見えぬものへの畏怖の念が頭をもたげてくる。
嫌な仕事を外国人にさせていて、彼らは頭がいいからいずれリーダーになる。そして日本人は使われることになる。
小学校の卒業を控え、誰がどこに入ったかだけを気にしたり、逃げたりしている親がいる。まだやってる。フライパンの上で踊っている。もう遅れているんだよ。付き合う人を変えた方がいい。レベルダウンしたらお友達は増えるものさ。
素直でないと点は取れない。従順であることさ。自分を持ったら苦労する。疑わない者が伸していく。だからどうするかだ。それは個々に問われる。何も一つに選択することはない。できないならその器というだけのこと。素直だから坂は転げやすいさ。
御苑の桜木を見ていた。まだ先だ。後十日もすれば咲く。近所の人は隠れて、飼い飽きたカメや金魚を放しに来る。これがワニやピラニアだったら。熊やら虎や猿や・・・。想像してみた。都心の公園が世界の動物に占拠される。その内ヤギや羊や牛が混ざったりして。隣接するボクらは双眼鏡が手放せなくなる。声も凄いだろう。しかしそこで果して闘争になるか。秩序が保たれるか。興味はある。そんな放し飼いの、というか放したままの多様生物の営みを見てみたい。
自制の節度を確かめてみたい。
子どもの頃、祭りでひよこを買った。家の中でトコトコ歩いていた。目を離したら消えていた。未だ消息不明。きっとヘビか猫だ。そのほんの少しの行動でひよこは消滅した。儚さと稚拙なボクの動機を恨んだ。以来ひよこは買わない。本当は成長させて卵をふんだんに産ませたかった。鶏を飼うべきだった。しかし祖父はよく肉にしてしまっていた。抵抗だった気がする。病棟の大部屋では隣り合わせてもろくに話もせずカーテンを引きっぱなしだと聞いた。暗いのだという。大部屋の意味はない。そんなものなのかと改めて聞き入った。
職場で地味な事務方ができる者はやはり力をつけて伸びるという。できる奴とはそんなものだ。下積みを馬鹿にする者に未来はない。下積みのままでいいという者もよくない。目立たぬ地味なことをしている者がボクは好きだし、すぐ見つけられる。勉強も実践も同じだ。蓄積が人を底上げしていく。踏み台にしている者はきっと崩れる。見えてしまうから。
知り合った元社長氏。多くの負債を抱えつつ従業員の落ち着き割きょ決め、裸になって面倒を見た。従業員は呼び方を急に「・・さん」と変えたという。それ以来人間の豹変に寡黙になった。よく分る。やって貰ってラッキーの人たち。一宿一飯の恩義など微塵もない。何がそうさせるのか。簡単に被害者になってしまおうとする姑息。悲しい矮小なプライドに縋って生きている。真剣に身を投じて人のために尽くす人は本当に食物にされている。善意ではない。生き方の信念。その実行の勇気。萎えさせる矮小人。いずれ跳ね返る。
いろんなことがあり、いろんな人と話していた。活気がある。頭も回転する。
木の芽時だ。おかしな話も多い。別れさせ屋はよかった。夫婦じゃなく国や政治や異次元でやって欲しかった。
愛子内親王問題で皇室にゴマをする言論人。そうして自己の延命を図ろうとしているんだと、西日の縁側の乾いたとうもろこしを浮かべた。
「雑念日」
公暁が隠れるにしては当時の幹は細く見え見えだったのではと思っていた。
その大銀杏が倒れたとか。そんな年代ものの樹木の奇禍があちこちあるのだそうだ。
やはり天変地異の予兆。大変動の前触れかと、眠っていた見えぬものへの畏怖の念が頭をもたげてくる。
嫌な仕事を外国人にさせていて、彼らは頭がいいからいずれリーダーになる。そして日本人は使われることになる。
小学校の卒業を控え、誰がどこに入ったかだけを気にしたり、逃げたりしている親がいる。まだやってる。フライパンの上で踊っている。もう遅れているんだよ。付き合う人を変えた方がいい。レベルダウンしたらお友達は増えるものさ。
素直でないと点は取れない。従順であることさ。自分を持ったら苦労する。疑わない者が伸していく。だからどうするかだ。それは個々に問われる。何も一つに選択することはない。できないならその器というだけのこと。素直だから坂は転げやすいさ。
御苑の桜木を見ていた。まだ先だ。後十日もすれば咲く。近所の人は隠れて、飼い飽きたカメや金魚を放しに来る。これがワニやピラニアだったら。熊やら虎や猿や・・・。想像してみた。都心の公園が世界の動物に占拠される。その内ヤギや羊や牛が混ざったりして。隣接するボクらは双眼鏡が手放せなくなる。声も凄いだろう。しかしそこで果して闘争になるか。秩序が保たれるか。興味はある。そんな放し飼いの、というか放したままの多様生物の営みを見てみたい。
自制の節度を確かめてみたい。
子どもの頃、祭りでひよこを買った。家の中でトコトコ歩いていた。目を離したら消えていた。未だ消息不明。きっとヘビか猫だ。そのほんの少しの行動でひよこは消滅した。儚さと稚拙なボクの動機を恨んだ。以来ひよこは買わない。本当は成長させて卵をふんだんに産ませたかった。鶏を飼うべきだった。しかし祖父はよく肉にしてしまっていた。抵抗だった気がする。病棟の大部屋では隣り合わせてもろくに話もせずカーテンを引きっぱなしだと聞いた。暗いのだという。大部屋の意味はない。そんなものなのかと改めて聞き入った。
職場で地味な事務方ができる者はやはり力をつけて伸びるという。できる奴とはそんなものだ。下積みを馬鹿にする者に未来はない。下積みのままでいいという者もよくない。目立たぬ地味なことをしている者がボクは好きだし、すぐ見つけられる。勉強も実践も同じだ。蓄積が人を底上げしていく。踏み台にしている者はきっと崩れる。見えてしまうから。
知り合った元社長氏。多くの負債を抱えつつ従業員の落ち着き割きょ決め、裸になって面倒を見た。従業員は呼び方を急に「・・さん」と変えたという。それ以来人間の豹変に寡黙になった。よく分る。やって貰ってラッキーの人たち。一宿一飯の恩義など微塵もない。何がそうさせるのか。簡単に被害者になってしまおうとする姑息。悲しい矮小なプライドに縋って生きている。真剣に身を投じて人のために尽くす人は本当に食物にされている。善意ではない。生き方の信念。その実行の勇気。萎えさせる矮小人。いずれ跳ね返る。
いろんなことがあり、いろんな人と話していた。活気がある。頭も回転する。
木の芽時だ。おかしな話も多い。別れさせ屋はよかった。夫婦じゃなく国や政治や異次元でやって欲しかった。
愛子内親王問題で皇室にゴマをする言論人。そうして自己の延命を図ろうとしているんだと、西日の縁側の乾いたとうもろこしを浮かべた。









