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ジャマイカに行きたくなった

ずっと以前、一度だけジャマイカに行ったことがある。まだボブ・マーリィーが健在で、モンティゴベイの電話帳を見るとジミー・クリフの自宅の電話番号が出ていて、日本ではレゲエムービー「The Harder They Come 」が初めて公開されたそんな頃。

そのモンティゴベイのビーチで知り合ったウイルバートという現地の男の子に夜の街をあちこち連れられ、ラスタファリズムの話とナンパの話を交互に聞かされながら、最後には彼の自宅に招待された。

当時、ジャマイカを訪れる日本人なんてほとんどいなくて(何しろ出国手続きのとき、係員が自分の国の言葉で書いてみろと言われて漢字を書いた途端、係員がみんな寄ってきたくらい珍しかったようだ)、そんなやつがやって来たもんだから下町にあるウイルバートの家では、まるで、ちばてつやの漫画みたいにいろんな人が集まってきた。

そんな中、ウイルバートのおばあちゃんが、翌日ナントカ(ニジェール?)というビーチへみんなで遊びに行こうと誘ってくれた。ところが次の日には首都のキングストンに行くことになっていて、すでに飛行機も予約していたので、そう説明すると、ひとしきりキングストンの悪口ーーそれにしてもどの国に行っても、首都以外に住むお年寄りは必ずその国の首都をけなすなあーーを言ったあと、じゃあ、キングストンからモンティゴベイにいつ帰って来るんだと、おばあちゃんに訊かれてしまった。
そこで、ごめん、そのあとニューヨークに戻らなアカンねんと言うと、そしたらニューヨークからいつ戻って来るんじゃいと再度訊かれ、そのあと仕事あるさかい日本に帰ることになってんねんと言うと、わかった、わかった、しゃーないなあ、ほな、日本からモンティゴベイにいつ戻って来るんかい?とみたび訊かれてしまって、NEXT YEAR! とこたえたことがあった。

もちろん、この間の会話は英米人も恐れおののく有名なジャメイカン・イングリッシュでの会話だったのだけど、こちらの拙い会話力に辛抱強く付き合ってくれて、その日はまたとないジャマイカで最高に楽しい一夜となった。

あれから随分年は過ぎたけれど、あのおばあちゃんとの約束を未だ果たしていない苦い思いは心の中の隅っこに今でもある。

行きてぇなぁ!
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
はじめまして (keitaro)
2005-01-16 17:48:21
Jamaicaで検索してて偶然見かけました。

最近ブログを始めましたので、早速トラックバックさせてもらいました。

でも、良くわかっていないので2回も投稿(?)してしまいました。

すいません。



ところで、30年以上も前に渡ジャしたって凄いですね!

ボクもジャマイカへは行ったことありますが、30年前とは全然雰囲気違うんでしょうね。

しかし、70年代のキングストンってかなり危険だったんじゃないでしょうか?
 
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かっこいいオヤジお見掛けしました (Yellow Jamaican)
俺の明日はどっちだ:ジャマイカに行きたくなった つい最近までブログってのは気にな...
 
 
 
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