俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

美味しいビオワインと料理を堪能 @ 金沢 片町 「 FIL D'OR フィルドール 」

2017年07月11日 11時54分14秒 | 時系列でご覧ください

「 チカーラ 」 恒例の肉イヴェントで山本くんとコラボしたことで気になっていた 『 フレンチと自然派ワインの小さなレストラン 』 だという 「 フィルドール 」。
6月13日のオープンから間もないこともあってしばらくしてから行こうと思いつつ、気軽にフレンチを楽しめると知り、ならばと先日ちょこっとお邪魔し、想像していた以上の創意工夫ぶりに、大いに感心させられ美味しく楽しむことが出来たのでありました。



聞けば店舗面積は 4.2坪! 8畳ちょっとしかない空間をうまく利用し、


6席用意されたカウンターも2階を抜いて天井高を確保したためか狭苦しさは感じずなかなか快適なのであります。



そんな中、400円からあるアラカルトメニューからまずは、
人参のサラダもご馳走になるなと思わせてくれる柑橘系ソースも新鮮な 「 キャロットラペ 」。



「 アカイカとセロリ 」 はラビゴットソースで和えられていてさわやかな酸味が食欲をそそります。



浅めに燻製がかけられた 「 自家製スモークサーモン 」。
付け合せのジャガイモ! のパンケーキとフェンネンルとのバランスもいい感じです。



イワシやクスクスといった手頃な食材を使って美味しいものに昇華する好例とも言える 「 鰯のポワレとスムールのサラダ 」。
ワインの あて にもピッタリです。



モモ肉ではなく敢えてムネ肉を使い、61~62℃ で2時間半調理したという 「 鶏胸肉のコリアンダー焼き 」。
ムネ肉とは思えないしっとりした旨さを感じさせてくれ、鮎を使ったソースもまた旨しです。



そしてこれまた爽やかな風味の「 鯛 レモンコンフィのワインソース 」。



途中出てきたひらみくんのとこのバケットも甘海老ソースでひと手間かけて、それだけでおつまみになる美味しさなのであります。



というわけで、一杯 800円から用意されているビオワインも数多く揃っていて、料理ごとにオススメをチョイスしてくれるほか、



カトラリーを含め、食器もすべて地元の作家のものを使っていて、「fil d'or フィル・ドール」= 「金の糸」と名付けられた店名に込められたように、人と人を結ぶ場所でありたいという思いはとても素敵だと思うし、



6席という小さな空間の中にそうした思いは大きく広がっていると感じさせられたのでありました。



ただなにぶん、席数が限られている分、来ている人たちによって印象は変わることもあるかも知れないながら(ちなみに今回は最初1時間貸し切り状態だったため、それはそれは楽しい時間でした)、いろんなグラスワインを美味しい料理とともに楽しむにはうってつけな店だと思うので機会があれば是非! なのであります。
※ちなみに土曜日は午後3時から営業しているので、こちらも楽しみです。



FIL D'OR フィルドール
金沢市片町2丁目13−24
090-9442-1324
18:00 - 24:00 月 - 金
15:00 - 24:00 土
日曜定休

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