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   「 短期入院という名のショートトリップ。」


ご存知の方も多いかも知れないけれど、ちょうど1年前に交通事故に遭い、4週間にわたって生まれてはじめての入院生活を余儀なくされたことがあった。

そしてそのこと自体、全く予期せぬ展開だったため、環境に慣れるにしたがってそうした生活そのものを「楽しむ」ことが出来たけれど、最初の1週間はやはり怒涛の日々だった。

そうした意味では、今回の入院は、前もってスケジュールが決められており、いろんな準備が出来、考え方を変えると、気持ちはどこも観光しない「小旅行」に似ているのかもしれない。

現に、この文章も、昨夜晩ご飯を食べたあと、そのまま何度もうつらうつらしたおかげで目が覚めてしまった夜中の3時半に書いている。

普段なら明日の仕事がとか、生活のリズムがとかと思うところだけど、何とも I do not care. なのであります。

もちろん様々な理由で入院されている方がいて、とてもつらい日々を送っている人も多くいることに対してこんな言い方は不謹慎かもしれないけれど、
映画好きで、本好きで、音楽好きにとって、観たい時にDVDを観て、読みたい時に本を読み、聴きたい時に好きな音楽が聴ける(ちなみに病院全体が Wi-Fi 環境にあるのもありがたい)といったある意味夢のような時間が過ごせるのも、ありがたいことだ。

正直言って、入院前は自分でも副作用のことが頭にあって、もっともっと辛い日々を送るのではと思っていただけに。こうして普通に過ごさせてもらえている病院側の多大なるサポートには感謝しているし、心配してくれている身に余るほどの多くの人たちの気持ちも大いなる支えになっているんだと思う。

そして今、「最速で治してやる!」といういささか前のめりな気持ちは、その方向性はそのままながら、それよりもやんわりと折よく付き合いながら「あんにゃろ」を丸め込めて行けたらと思うそんな今日この頃なのであります。

ただ、もちろん、
先日見舞いに来てくれた旧友のカメラマンが教えてくれた子規の「病牀六尺」の言葉。

 余は今まで禅宗の悟りといふ事を誤解して居た。悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた。

といった心境にはまだまだ立ち行かないけれどね。
ともあれ、来週の水曜日に今回の旅は終わりますが、退院後も引き続きお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

にき
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
今日の写真 (庶民)
2017-04-24 08:49:51
最初 LA LA LAND の引用かと思いました。
カメラとカメラマンの腕が良いんですね。
 
 
 
まさか自分が (micakilini)
2017-07-15 22:50:53
みんなが通る道、父も母も経験したこと誰もが経験することってわかってても、自分は別。人の経験と自分の経験は別物
 
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