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思い出というスパイスが加わった老舗の味に痺れるひととき @ 野々市 粟田 「 ルビーナ 」


今からちょうど 30年前、当時勤めていた会社がまだ幸町にあった頃、すぐ近所に出来たのが「ルビーナ」だった。
まだ本格的なインド料理店が「ホットハウス」以外になかったあの頃、限りなく現地仕様のメニューを目指していたこともあって開店当初はなかなか大変で、
「これってなんなの?」とナンのことを訊かれ、
店主であるマックスダが「これはナーンです」と答えたところ
「だからなんなの、って訊いているのに」といった、マンガみたいなやり取りがあったのも今となっては楽しい思い出だ。



そのあと幸町にあった店舗は、早々に店じまいしたフランス料理店跡の粟田の物件が見つかったこともあって、やがて移転してしまい、そのあたりからあまり足を運ばなくなってしまった。
そしてあれから20年もの時が過ぎた昨日、約束通り粟田の店舗に行き、本当に本当に久しぶりにマックスダと再会し、とめどなく話をつづけたのでありました。



そしてせっかくなのでお昼を注文し食べながらということで、まず出てきたインドらしいドレッシングがかかったサラダ。



サンバルも大好きだけど、その絶妙な酸味、そして辛さとコクで最近頂いたスープの中では断トツに美味しかった 「 トマトスープ 」。



ハーツサイズの 「 ターメリックライス 」 に 「 野菜のパコラ 」、「 サモサ 」。
皮が厚いサモサは久しぶりだったけれど、いやはや懐かしいものです。



肉、もしくは野菜から選べるカレーは、昔々はじめて食べて軽いカルチャーショックを味わった 「 ほうれん草とチーズのカレー 」 と



家人が頼んだ 「 チキンカレー 」、いずれも風味豊かで味に奥行きがあって美味しい。



そしてマックスダが 「 こっちも是非食べてみて 」 と持ってきてくれた 「 イカのカレー 」。
これがまた美味しいのなんのって、久々に美味しいカレーと遭遇した感じ。



久々に美味しいと言えば、熱い状態でお代わり可能な「ナーン」、これが改めて思ったけれど出色の旨さ。
思えばベーキングパウダー多用して大きさばかり立派で味がさっぱりなナンがあちこち出現している中、このシンプルながらいくらでも食べられるナンはやはり際立っていたのでありました。



そしてこれまた風味豊かな 「 ジンジャーレモンティ 」 と デュラムセモリナとドライフルーツを使ったインドのデザート 「 ハロワ 」、
どちらもとてもとても好みの味で本当に美味しく、良い締めくくりとなったのでした。



というわけで、今やすっかり老舗となったルビーナですが、ここ数年飛躍的に増えたネパールの人たちが働くインド料理とはひと味もふた味も違う味わいに大いに満足だったのでありました。

あまり忙しいのもどうかということで、敢えて確信犯的に間口を少し狭めているのでいささか入りにくいかも知れませんが、
オーセンティックなインド料理を楽しむことが出来るので機会があれば是非! なのであります。



ルビーナ
石川県野々市市新庄3-137
076-248-1328
11:00 ~ 15:00 ( L.O.14:30 )
18:00 ~ 22:00 ( L.O.21:30 )
水曜定休(祝日の場合は翌日)




今日の1曲 “ Red Red Wine ”  :  UB40

ちょうどあの頃、怒涛の勢いだった酒のデスカウンター「やまや」の金沢店オープンに合わせて『世界の食バザール』なるものを考え付いて、ルビーナをはじめいろんな店に協力してもらったのも良き思い出です。


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