blog

gooBlog

最高裁長官の「世襲」に専門家「とても危ないと感じる」

2017-06-15 21:25:02 | 日記





 2世のタレント、スポーツ選手、文化人など、さまざまな分野で「世襲」を目にする機会が増えた。この動き、最近では最高裁長官にまで及んでいる。

 今年3月6日付の朝日新聞夕刊1面にこんな顔写真付きの記事が載った。

<安倍内閣は、任期途中の3月末で退官する竹崎博允(たけさきひろのぶ)?最高裁長官(69)の後任の第18代長官に、寺田逸郎(いつろう)?最高裁判事(66)を指名することを内定した。寺田氏の父は第10代長官を務めた故寺田治郎(じろう)氏。親子2代での長官就任は初めてで、戦後生まれの長官も初>

 報道の通り、この最高裁判所長官人事は翌7日に閣議決定され、4月1日付で発令された。

 最高裁長官といえば、国会、政府と並ぶ強大な国家権力をもつ裁判所のトップだ。そんな地位を、親子で務めるケースが出てきたのだ。

 国会議員でも世襲のケースは多い。2012年の衆院選では、民主党は世襲制限公約を続けたが、自民党は骨抜きに。この年、国会議員を引退した福田康夫元首相と中川秀直元幹事長は、それぞれ息子が地盤を引き継ぎ、ともに当選を果たした。

 それでも、国会議員は選挙で当選しなければ、議員にはなれない。その点では、世襲議員と呼ばれる人たちは、世襲に関して一定の国民の支持を得ていると考えられる。

 寺田氏で特徴的なのは、まさにこの“国民の支持”という点だ。約30年という間隔をはさんでいるとはいえ、1組の親子が国民の了解も支持も得ることなく、司法の最高権力を手中に収めた。

「とても危ないと感じる部分があります」

 格差や社会階層に詳しい橋本健二?早稲田大学教授は、最高裁長官の世襲についてそう話す。

「社会全体に影響する意思決定に関わる人は本来、多様な社会階層の出身であることが望ましい。一つの家族出身ということは、同じ文化を共有していたわけで、似たような価値観が司法判断にも反映されやすい。司法の硬直化がますます強まりかねません」

※AERA  2014年6月2日号より抜粋





ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 1度は言ってみたいセリフ | トップ | 李大統領「朝鮮戦争はまだ終... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。