二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

文旦をおやつに

2015-11-11 07:20:27 | 徒然に想う

昨日、文旦をおやつに一つ収穫。午後にはこの地区の神祭のメインの神事。午前中は山で仕事。種が古くなる前に蒔ききってしまうという魂胆。ビーツに、小松菜。ここまでで10時。予想外に時間が過ぎてる。7時半過ぎに山に入り、巡回。風で倒れた獣の侵入を防ぐためのトタンを元に戻し、また水が止まっている。二つの配水槽を一つ一つ確認。そもそも、水が来ていない。取水口まで上がるか、と山道、沢を目指す。

このところ進んだ紅葉、落ち葉が山への道、車をゆっくり走らせれば、カサカサ。まだまだと思っていた冬もはやくなるんだろうか。水、止まったかも、どれくらい沢の流れに葉がおちたろう。

風? 固定していない黒パイのジョイントが一か所外れている。勢いよく水がでてる。が、これでは…。繋ぎ直して。さらに取水口まで上がる。落ち葉は思った以上にない。水の流れる音に耳を傾け、滝を見上げ、滝を上から眺め、川のきらめきを見入る。…9時か、ここいらで切り上げにゃ、種まきができなくなる。

数週間前、文旦は青々と、酸味が強かった。変わるもんだ。緑がゆっくり黄色づき、酸味がまろやかになってる。収穫は12月と言われ、出荷は2月、3月。11月でこの味なら、来年にはどんな味となるんだろ、楽しみ。

滞りなく神事が終わった。外にでれば、耐震工事の出来なかった中学校が目に入る。その校庭の中ほどに、その神社があった。中学校ができるため、西に移動した。神殿部分と入口部分が保護されるように建屋に覆われている。入った時、その神殿部分の大きさに驚かされた。このあたりの神社は大きいのだそうだ。しかも、地区の行事として、こう言った神事が行われる。話を聞いていると、神と仏がそれぞれ宗教としてハッキリ残っている。お葬式も神式でということもあるくらい。

最後の畝に二十日大根を蒔き終えた。11時。藁を保水のため敷き、たっぷりと水遣り。そう、小麦をどこに蒔くか算段しなければ。二枚ほど目星をつけ上がってみる。二枚目に上がった時、嫌な跡。イノシシが来た、刈り取った草が退かされ、土が凸凹。別なところを見てみると、かなり水が出てぬかるんでいる。ここはセスバニアだな。4枚目はネギ類か小麦か…。気になってしまった石垣の草を切り落としていたら、12時のサイレンが鳴った。お昼にしよう。

 

 

今日の一枚:昨日の朝8時前。朝霧が薄く集落を覆っているように見える。暑くなるんだろうかと思う。


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