二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

思うは、食べることばっか

2016-05-06 18:19:57 | 徒然に想う

一日、雨。こんな日は山のことはお天道様に任せ、家仕事に勤しむ。ジェラルディンたちに手紙書いて、その辺の顛末をブログにアップ。そんなことやってたら、11時。一輪車のタイヤを新しいのに交換。4本歯の鍬を直して、お昼のチャイム。お昼以降は「調理実習」。

先日新生姜を一キロ弱頂いた。昨晩薄くスライスし、葉山椒味噌をちょこんとのせ、晩酌のアテに。美味い、とは言え、このままほっといてはもったいないとガリを作ることを思い立つ。甘酢を400㏄ほど作り、ひたすら繊維を断ち切るようにショウガをスライス。塩で水だし、湯がいて辛みを抑え。粗熱が取って、冷凍用のビニールの保存袋に放り込んで、甘酢を注ぐ。空気を抜くようにし、全体を漬ける。あとは時が調理してくれると、冷蔵庫に収めた。

124日と28日に仕込んだ味噌、天地返し。やらなくてもいいという人もいるが、初めて仕込んだとき教えてくれた方がやった方がおいしくなる、と。それに、胡瓜の水耕栽培をしてる友人が、溶液に一晩空気を熱帯魚のブクブクのようなものでエアレーションすると、育ちがいいような気がすると言ってる。天地返しは、雑菌の入る可能性もあるが、ある意味エアレーション。というわけで、やる派としては、ほっとけなくなってた。で、一回目の天地返しに着手。面白いもので、仕込みの2週間の差で、全く違う。同じ品種のダイズ、麹、塩を使ってるがまるで別物。2月物、まだ豆々してる。でも1月物は、味噌とは言えないが、2月物よりずっと味噌っぽい。焼酎(赤霧島です!)で蓋など消毒して。今度はいつ頃しようかな。ちなみにこの消毒も要らないという人もいるが、庵主はする。焼酎の麹が味噌の熟成を助ける(実際はそんなことないだろうに)と、信じてる。


おや、おや、もう18時です、か。さて、夕飯は何にしょう




今日の一枚:4月21日に鉢上げしたリーフレタス、しっかりしてきた。でも、根張りを見ればまだ定植には早そう。雨に当たるように移動する。今朝6時ころ、玄関先で。





南半球からの便り

2016-05-06 10:31:18 | 徒然に想う

オーストラリアのタスマニアはロリーナ、何人かおる人生の師と仰ぐ方たちのひとり、ポールとジェラルディンご夫妻からメールが届く。どうしてんダ? と近況を尋ねてこられた。しまったと、早速、闇の向こうにしまい込んでいた英語を思い出しながら、七転八倒、返信する。最近の写真を付けたから、それで分かってくれればいいんだけど。 

多くのことを彼らから教わった。実践から学ぶという技術面もそうだが、精神的なところは実に彼らによるところが大きい。今ここでこうしていることも、彼らと何回も何時間も話すことで、問題を整理し、方向を確固たるものにし、決断する勇気をもらったからだ。感謝しても仕切れるものじゃない。

追い播きをしようと食用ビーツの畝に座る。えッ、ポトンとせっかく芽を出したのが根元から倒れてる。土をほじくれば、いた。つぶせば真っ赤、紛うことなく犯人。ちょっと油断した。対策せねば。数年前長ネギの苗立てをして、ネキリ虫に全滅させられたことがある。何かで調べたら米糠を埋めておくと、そこに集まってゆき自滅してゆく、と。翌年、それを試せば、いい苗ができた。よし、ここでもとコイン精米機のあるところに出かけ、わけてもらう、ビーツの条間に筋を切って一握り入れ覆土。さてどうなることか。トラップにもなるし、いずれは肥料となろうってもんだ。「二兎を追うもの一兎も得ず」になりませんように。

あぁ言い忘れた! シシをさばく機会があったんだけれど、ジェラルディン、見せ教えてくれたやり方が大いに役立ちました。あの時はさっぱりだったけれど、一人でやってて、意外に細部まで思い出せ、とっても参考に。本やWebではよくわからない、結局あなたのデモンストレーションのようになる。仕上がった肉を見るとナカナカなもんでした。野菜? それなりにあれこれ、これまでで十種類近く。最近野菜を買わなくなりました。味噌や干し肉なども挑戦してますよ。これも、そうか、あなた方の教えの一つ「自分が口にするものは、できるだけ自分の力で」ですね。なんとか感謝しに会いに行きたいものである。



今日の一枚:一昨日久しぶりに窪川に。一泊して帰る。「アグリ体験塾ー東京会場」の同期が5名揃う。20数名の参加者だったから、どれだけの成功率だろう。昨日の朝、6時過ぎのこと。

育成センターのセコイアの並木。

その並木のわきの流れ。


今日のもう一枚:徒長したが、山でスパルタで育苗続けたリーフレタス。昨日午後、定植。葉の裏を見せてる苗は根張りを記録するため。