虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

ひとつひとつできることが増えていく喜び

2013-06-16 20:44:21 | 通常レッスン

 

年長さんと1年生のグループで、ひとりの子が工作でピエロを作ってきたことを

きっかけに「サーカスが作りたい!」という話が持ち上がりました。

 

自由時間にやりたいことを話しあう時間に、それぞれの子に

最近あったわくわくする出来事とか、「こんなことがやってみたい!」というアイデアを

たずねました。

すると、めいめいが何度も手を挙げて

臨場感のある語り口調で学校であったことを話したり、

夢や希望を言葉にしていました。

 

サーカスの会場を作ることに決まってから、風船作りに励んでいました。

普段なら、「風船は、小さい子たち用に買い置きしているものだから、

使うのは少しだけにしてよ」と注意するところ、

風船を膨らまして、口を結ぶところまで

自分たちでやって、それがすごく誇らしげだったもんですから、

つい甘くなって、作りたいだけ作らせてあげました。

さんざん膨らました後で、今度は、ひもで縛って、つないでいってます。

 

ひとつひとつできることが増えていくことって、本当にうれしいのでしょうね。

 

一部を天井から吊らしました。

ピエロの玉乗り人形を作ってきた子が

年長さんの女の子に作り方を教えてあげています。

材料選びから、サイズの測り方まで、1行程ずつていねいに教えています。

習っている子も、最後まで手を抜かずに仕上げていました。

サーカスのテントということで、蚊帳が登場。

風船作りや風船を使ったトランポリン作りなどに力を入れ過ぎたのと、

綱渡り用に設置していたブロックの棒が何度も倒れてしまったので、

会場の中はいささか手抜き気味です。

さあ、これから本気だして作ったもので遊ぼう、という時に

算数の学習時間。いつも時間が足りない……!

 

算数タイムに、ピグマリオン2~3年生用の 四方から見た図形の色の見え方を

学びました。どの子もしっかり解けていました。

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こちらは、午後から来た1年生グループが先ほどの問題にチャレンジした後で、

答え合わせをしているところです。

難しい問題でしたが、どの子もきちんと解けていました。

読解力、考える力ともに

身に着いてきているのを感じます。

こちらの1年生は「実験とゲームがしたい」ということで、

氷を使った実験や噴水作り(うまくいきませんでした)や

科学反応を利用した手品などをしました。

ポケモンバトルゲームも楽しかったようです。(写真は、駒をセットしているところです)


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