虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

いろいろなものがリンクしあっている世界を味わう

2016-10-11 09:52:52 | 理科 科学クラブ

子ども向けの科学絵本に松ぼっくりを水につけると、

松ぼっくりの形が変化する話題が載っていました。

雨から種を守ろうとする自然の知恵なのだそうです。

教室には1年前にいただいた 「だいおう松」の巨大な松ぼっくりがあります。

科学絵本を見ながら、「これを水につけたらどうなるかな?これも絵本の松ぼっくりみたいに変わるのかな?」

と問うと、「ムリムリ!だって、これ死んでるもん」と子どもたち。

確かに1年も棚の上に放置されていたものですから、

「死んでいる」と言われるのも仕方がないのかも。

 

ダメもとで実験。

水を入れたボウルの中へ。

 

子どもたちは工作の合間に松ぼっくりの様子を見に行っては、「あー、すごい、形が変わっていってる!!」と

大騒ぎしていました。思った以上の展開に、わたしもびっくり!!

 

2時間後の姿はこちら……↓

 

表面は松ぼっくりというよりパイナップルのよう。

まったく別の植物のように変形。

サイズは3分の1ほどに縮こまったように見えます。

 

小1のAくんは、数分おきに松ぼっくりの変化を見に行って、

「うわぁー!アルマジロみたい」と喜んでいました。

後でお母さんからうかがったところによると、最近、Aくんは大きな松ぼっくりを見つけて

家に持って帰るという経験をしたところなのだそうです。

その経験そのものは日常のちょっとした出来事だったのでしょうが、

そんなささやかな経験のひとつが、次に別の形で出会った時の

強い好奇心の引き金となるんだな、と感じました。

 

少し前にブログでHEPでやっている『もうどく展』の紹介をしたところ、さっそく見てきたという子が何人かいました。

『もうどく』展を見てきた子たちと、植物も生き物も

他の動物に食べられないように、

自然の知恵を使って必死で生きているだね、という話をしました。

『もうどく展』を見てきたという子たちは、このだいおう松の松ぼっくりの

変化に対して、「松の針のチクチク攻撃で他の動物が近づかないように自分の体を守ったり、

水がきても種が大丈夫なように変形したりして、すごいなー」とより深く感動していました。

 

 

 

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