虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

感覚が優れている子の工作のプロセス

2017-05-12 13:32:52 | 工作 ワークショップ

年長のAくんは、感覚が優れている男の子です。写真はAくんが作ったレコードプレーヤーです。

この日、Aくんは、タゴラスイッチの本で

レコードプレイヤーの上に「ピタゴラ」の文字のついた旗が立っているのを見つけて、

「これ、作りたい」と言いました。

 

工作の材料入れを物色して、適当な箱とDVDケースの一部を見つけてきました。

感覚がすぐれている子たちは、触感を楽しむことから工作に入っていくことが多々あります。

Aくんは、作りたいと言っていたレコードプレーヤー作りはそっちのけにして、

教室のままごとコーナーから見つけてきたおはじきをさすったり、手で押してみたりして、

長いこと遊んでいました。しまいに、掃除用の立方体のスポンジにおはじきを貼りたがりました。

まだ使っていないスポンジだったので、貼らせてあげることにしました。

といっても、テープでつく素材ではなかったので、おはじきごとスポンジをテープでくるむように貼りつけました。

 

このすべてを覆ってしまうという作り方も、感覚が優れている子たちが好む作り方です。

色なども、隙間なく塗りつぶしたり、紙や布テープを貼ってデコレーションする時も、小さい隙間にこだわって、

後から貼り重ねていくのです。

レコードプレーヤーの土台にした紙箱も、オレンジに近い黄色のガムテープでぐるぐる巻きにするように

覆いました。

道具の使い方を覚えると、完全にマスターするまで道具を何度も使いたがるのも

このタイプの子らの特徴です。

レコードプレーヤーの針をつけるために、目打ちで穴をあけてあげると、

自分でもあちこちに目打ちで穴をあけたがり、

「ぐるぐるまわすねじをここにつけたい」と言われました。

ねじをつけてみました。ボルトのサイズが小さくて下までとめれませんでした。

でも、それが幸いして、押し上げできる音の出るスイッチができました。

おまけにボルトを自分でつけるために開けてあげた四角い穴に、おはじきを貼り付けたスポンジがぴったりはまり、

押し心地抜群のスイッチになりました。

こちらも偶然、ねじがあるおかげで、押してもスポンジが入ってしまいません。

 

レコードプレーヤーがくるくる回転するようにペットボトルの上部を

箱の中に入れています。

 

こちらはいっしょにレッスンしていたBくんが作った刀です。

持ち手部分がすごく凝ったできだったのに、写真に納まっておらず、残念。

 

 

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