虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

女の子の忍者屋敷作り

2016-10-12 07:24:41 | 工作 ワークショップ

物作りが好きでたまらない小1のAちゃん。今回、何がしたいのかたずねると、

「忍者屋敷が作りたい」とのことでした。

Aちゃんには、屋敷の家部分にあたる基本の形の作り方を学んでもらいました。

100円ショップのスパンコールで簡単工作

の舞台に似た作り方ですが、今回は同じ高さの形を量産するため、

紙の折り方を工夫しました。

Aちゃんは工作慣れした子なので、基本の作り方をどんどん発展させて

自分なりの世界を広げていました。

 

形を作り出す折り方に強い関心を寄せて、

「同じサイズの長方形2枚を重ねて、3対1くらいの比率で折ってから

一方をひっくり返して貼りあわせると長方形の筒の形になること」や、

同じサイズの左右対称な台形4枚を貼り合わせるとお城の石垣の形になること」などに

心から感動していました。

(↑写真の右上に小さく映っているのが、長方形2枚をひっくり返したときの様子です)

 

感動したときのAちゃんの口癖は、

「すごい!すごい!家に帰ってから、もう一回全部自分でやってみたい。もう一回、最初から全部自分で作りなおしてみたい」です。

 

 

Aちゃんの畳はタイル風でした。

スパンコールのカギと星で忍者の武器ができました。

 

算数が得意なAちゃんは、最レベ1年生の問題は、最後の算術特訓の問題以外は、

最高レベルのものもすべて簡単だったという話でした。

でも、算術特訓にあった集合の問題では混乱しているようでした。

そこで、「16人子どもがいる」という前提を頭に入れたうえで、

えんぴつをもらった14人の子を白丸でかきだし、

えんぴつもけしごむも両方もらった10人の子を黒丸でかきだしでから、

「14+10=24 子どもは全部で24人であっているかな?」とたずねました。

「それはおかしい!だって、子どもは全部で16人。」

「そうよね。ねこが好きな人?ってたずねて、Aちゃんが手をあげて、犬が好きな人?ってたずねてもAちゃんが手をあげたら、

1,2、2人だなってカウントすると変よね」

そんな話をしながら

どんな風にこの問題を整理したら正しい答えが出るのか、

いろいろ試してみながら話しあいました。

Aちゃんは集合の問題に興味がわいたようです。しっかり理解して解いていました。

「三角形の3つの角を切り取ってあわせると180度になる」ことを利用した手品を披露して遊んでいたら、

Aちゃんが四角形で試したがりました。

Aちゃんの予測は、「丸になる(360度のことのようです)」そうです。

正解。

わたしが「、四角形の4つの角をたすと、360度になるのよ。」と話すと、

Aちゃんは傍らにあった電卓に何かを打ち込んでから、「やっぱり、360度になった!」とうれしそうな声をあげました。

「360度というのは、三角形の3つの角の合計の180度を2回たしたものじゃないか」と

思ったそうなのです。

 

確かに折り紙で見ると、半分までの円にあたる形が180度なら

丸いかたちが360度だというなら、それをふたつたすと360度になるんじゃないか」と予測するのもわかります。

Aちゃんは物作りを通して、実際目にしているものを使って

さまざまな視点から物を考える習慣が身についている子です。

 

 

 

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