虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

問題を見つけて解決しようとする4歳代の子たち

2016-12-07 22:20:58 | 幼児教育の基本

4歳4ヵ月のAくんのレッスンから。

 

3歳になると、遊びのなかで問題を見つけて、自分で解決しようとする姿が

よく見られるようになります。とはいえ、たいていの問題はごく限られた

本人がこだわっていることを主にしたものですし、解決法はというと

ほとんどは思わず吹き出してしまうような

3歳児さん仕様のものです。

 

それが4歳児さんともなると、問題に気づく範囲が広がる上、解決法は

社会常識にならった的を得たものになっていきます。

4歳4ヵ月のAくんの発見する問題は多種多様で、解決法もなかなかのものでした。

 

早朝から楽しみにしてくれたらしく満面の笑みを浮かべて教室に入ってきたAくん。

ミニカーが登っていくスロープを見て、

「これで上にあがっていって、モノレールのところに行くんだよ。それを作る。」と言いました。

エスカレーターに乗って、高いところにあるモノレールの駅に行ったことを思い出したようです。

「ぼく、モノレールを作れるよ」というので、

作ってもらったところ、教室でよく作っているモノレール用の線路に

車を乗せて動かすというナイスアイデア。

いっしょに駅も作りました。

「海がいるよ。海にして。船がいるよ。あの船とこわい船(海賊船)取って!」と言いました。

海というのは、教室で海ということにして使っている青い布のことです。

 

 

自分の好きなものをあれこれ設置して大満足のAくん。

道路を作りだしました。

 

2本の道路用の板を置いて道路を作ってみて、

「だめだよ。これは、だめだから3つおかなくちゃ」と

問題を指摘します。

「だってね。こっちの車がこういう風に行って、

あっちの車がこういう風に来たら、ぶつかるでしょ。」と実演つきで説明してくれたので、

「ごもっとも」とおもわずうなずきました。

すると、Aくんは、ドールハウスにドアがないことを指摘して、

「どうしてドアがないの?ドアがないお家は、ダメだよ」と言いました。

そこで開閉する扉を作ってあげたところ、わたしがした開閉の向きだと

隙間があるからダメだとダメだしが入りました。

Aくんの指導のもと向きを変えるとぴったりしまりました。

 

Aくんは、駅に柵をつけながら、「電車がきたらあぶないから、これをつけないと」と言いました。

 

海賊船に変装した人形を乗せることにしました。

Aくんといっしょに折り紙の船作り。

きかんしゃトーマスのボードゲームで遊びました。

いつの間にかたし算がとても得意になっていました。

 

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