「国語の読解問題の答えは
問題文の中にある」ということが
なかなかピンとこない子がいます。
「はなさんのお誕生日は何曜日だったでしょう?」
「うさぎさんは、どうして泣いていたのでしょう?」といった設問に対して、
問題文も読まずに、
「火曜日?」「ちがうの?じゃ、水曜日?」といった答え方をしたり、
「痛いから泣いてたと思う」と文章の内容とはかけ離れた
泣いているから連想した考えを述べたりするのです。
そこで、「文の中に書いてあるから、
文章をよく読んでね」と言っても、
文字の上を視線が上滑りに滑っていって
読んでいるのか、読んでいないのかはっきりしない時もあります。
そんな時に便利なのが、
クーピーペンシルや色鉛筆といったアイテムです。
設問の「どこで」や「どうして」「だれが」「いつ」といった部分に
色をつけてから、
文中の中からその答えになる部分を探しだして同じ色を塗るのです。
色を塗るという視覚的にわかりやすい行動をつけくわえてはじめて、
設問の答えって
自分で思いついたことを言うんじゃなくて
文章の中に書いてあるのか、
と身体で気づく子たちがいます。
今日の質問は、接続詞の問題をどのようにわからせたらよいのか、教えて頂きたいのです。
①と⑤の文章は固定していて、②、③、④を文章を読んで、並べ替える問題です。
①友達との交わりの中でこそ人は本当に成長します。
②しかし、その場合の自分はやはり子としての、又は 生徒としての自分にほかなりません。
③親も、先生たちも、もちろん、精神の成長にとって
大切であることは確かです。
④まさに友達との間でこそ、人はお互いに完全対等の
関係に身を置くことになります。
⑤肉親や先生に打ち明けられないことも、ここでは打 ち明けることができます。
先生しか、すがる人がいません。よろしくお願いします。