体調も元に戻りパソコンも直って、調子に乗って、
ふと思いついたアイデア(「蓄音機の中身をくり抜いて軽量化してみたら?」というもの)
を実行してみることに……。
すると思いの外うまくいってワクワクしています。
アイデアというのは、壊れた蓄音機を地域の子ども神輿に改造するという案。
この蓄音機、大正時代の珍しいものを廃棄するという方からいただいたのですが、
生徒の子らと古いレコードを聴いているうちに
内部の錆びた金具が割れて壊れてしまったのです。
粗大ごみに出す予定で、「蓋の曲線がとてもきれいな作りなのに
もったいないな~」と思っていた矢先に、
地域のボランティア活動を続けているダンナからこんな話を耳にしたのです。
「今年は子ども神輿作ってくれんのか?
前作った神輿、相談してくれたら置き場所くらいあったのにって
今頃、言われるんや。」とのこと。
子ども神輿というのは、数年前にわたしが地域の子どもたちとダンボールでこしらえた
お神輿で、市販品の高級子ども神輿を見本にして飾りつけたら評判が上々だったのです。
ダンボール製なので地域のキャンプの際に火にくべて始末したところ、
「もう一度お神輿を作らないか……?」と何度か声をかけていただいていたのです。
もう一度作りたいのは山々なのですが、ダンボールを使って屋根の部分のカーブを作り出すのが
至難の業でしたし、保存となると湿気や虫が気になっていたのです。
そこで閃いたのが、粗大ごみに出す予定だった蓄音機をお神輿に作り直すという案です。
気になっていたのは重さでした。
それが中身の金属部分や棚板を取り除いて抱えてみると、
意外なほど軽かったのです!!
さっそく見本にする子ども神輿を検索で探すと
とっても豪華で見栄えがいいのが見つかりました。
そのお値段、2500000円と1000000円!!
わたしの場合は、100円グッズやガラクタで適当に飾りつけてそれらしく見せようという
作戦とはいえ、浮き上がった金色の彫刻部分とか、天井の鳥なんかも
本物そっくりに凝ったつくりにできないかと思案中です。
旅行やユースホステルのお泊りレッスンで忙しいので
今年の夏までに準備できるかわからないのですが、
(おまけにお神輿をかつぐ棒を組むのは男の人たち数人がかりでする大仕事ですから)
できるだけのことはしてみて、間に合わないようなら
来年のお神輿にしていただくことにしました。
そういえば、夏にこんなものも作りました。
(回り灯籠です)
切りやすく加工しやすくアイデア次第ですから、いろんな形にできます。
ちなみに、机という考えはいかがでしょうか。