虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

ブロック講座 14日目 午後の部  車が入る時に上にスライドする扉がある船、ロケット、動物の森と飛行機 

2012-12-25 17:57:20 | レゴ デュプロ ブロック

 

午後のブロック講座には、4歳の☆くん、5歳の★くん、●くんの3人が参加してくれました。

 

船を作っていた★くん。

感覚が優れている子のようで、赤、青、黄色と配色にもこだわって

ていねいに船の壁を作っていました。

★くんが参考にしていた図鑑には、船の後ろの部分が開いて

車が乗り込む様子が載っていました。

 

「こんな風に、上に上がるように作りたい」と★くん。

ストローやゴムで、はねあがる仕掛けなどを見せましたが、

「そういうのじゃなくて、上に手で上げるんじゃなくて上がっていくようにしたい」とのこと。

そこで、★くんとさんざん試行錯誤を繰り返したあげく、

横にひもを引っ張ると、船の背後の板が上にあがっていく仕組みを作りました。

 

教室にひもを引っ張るとぴょこんと動物が上に飛び出す

びっくり箱風の仕掛け見本があるのですが、

それの応用です。

 

●くんは、ブロックの基板を何枚も何枚もつないで長い船を作っていました。

その最中に、わたしと☆くんがいっしょに作っていたロケットに

足を引っかけて壊してしまいました。

 

責任を感じた様子の●くん。

「ぼくが作りなおすよ」とせっせと最初からブロックを組み上げていきました。

こんな立派なロケットができあがりました。

最初にロケットを作っていた☆くんは、もう次に興味が移っていたので、

「もうロケットはいい」という話でした。

その後、☆くんは、すてきな飛行機やヘリコプターを何台か作っていたのですが

写真を撮る前にさっさと壊してしまいました。

新しいことをどんどんやりたがるエネルギッシュな子の一方、

作ったものには、ほとんど未練がない様子……。(写真を撮りそびれて残念……)

唯一写真に収められたのは、作り始めで時間切れとなった未完成の「動物の森」です。

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お手本通りブロックを組んでいけるか、チャレンジ中。

間違えた後で、どれがどんな風に間違えているのか、

考えています。

輪ゴムを使って、ブロックが自動的に動く仕掛け作りを学んでいるところです。

 

 


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1 コメント

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ありがとうございました。 (chima)
2012-12-29 01:02:01
楽しみしていたブロック講座、息子は後半疲れたを連発しておりましたが、
実は1ヶ月前くらいから、ずっと楽しみにしていました。
最近は彼にちょっとでも負荷がかかりそうなことをトライさせると、すぐに「疲れた」と言って逃げようとしているようでした。

なかなか深く考えられない、とりあえず答えを言ってみるものの間違っていると、また考えさせられるから面倒だ。

奈緒美先生のご指摘の通りだなと実感しております。
考えることが苦手だと薄々気づいていたのですが、
そういうタイプの子だと分かったので
毎日の中で考える習慣を負担にならないように続けていこうと思います。

ブロック講座の翌日、例のロケットを再度作り、とても自慢気でした。
交換の問題も息子から出題してきました。(内容はハチャメチャでしたが…)
彼の中には意外にもチャレンジ精神や克服してやろうという気持ちが根底にはあるのかもしれないと思えました。

またご縁がありましたら、ぜひ先生のワークショップに参加させていただきたいです。
本当にありがとうございました。
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