虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

子どもたちが大好きな回転する仕組み

2017-09-07 21:01:35 | 子どもたちの発見

 

子どもたちって、回転するしかけが大好きですね。

いつもさまざまな年齢の子たちが、回転の仕組みに興味を持ち、

それにまつわる工作をしています。

教室の子どもたちが回転の仕組みを使って工作したり遊んだりする様子を

紹介します。

 

下の写真は年長のAちゃんが「回転ずし屋さんを作りたい」というので、

古い既存のおもちゃ(100円グッズ)を分解して作った回るしかけ。

 

 

魚釣りのおもちゃをドライバーで分解すると、

下の写真のようなパーツが取り出せたので、それを箱に取り付けて

おすし屋さんを作りました。

 

ねんどでおすしをつくりました。

 

 

Aちゃんがおすし屋さんを作る様子を見て、光る絵具で星座を作っていたBちゃんも

「回転ずし屋が作りたい!」と言いました。

いらなくなった古いおもちゃ

(分解していいものをいくつか入れている箱があります)を探すと、

回転する部分がふたつある魚釣りのおもちゃがありました。

ドライバーで分解しようとすると、はずせないようにストッパーがついていて分解できませんでした。

そこで、そのまま箱に埋め込むことに。

 

ところがそこで、問題が発生しました。

古いプラスチックのおもちゃなので、プラスチックが割れて、

ゼンマイのねじの部分がバラバラに壊れてしまったのです。

そこで、代わりになるゼンマイ式の乗り物おもちゃを持ってきましたが、

動きが弱くて、魚釣りのおもちゃを動かせそうにありませんでした。

あれこれ苦心した結果、モーターを使って動かすことにしました。

モーターの先にねじを取り付けて、動かそうとしたところ、

大失敗。

歯医者さんの機械ようなキーキーいうプラスチックを削る音が出るだけで、

回転しません。

仕方なく、モーターを箱の横に取り付けてみました。

すると!!

何と、モーターの振動で、回転ずし用の丸い面がゆっくり回りだしました。

難点は重いものを乗せると回らないこと。

軽いおすしを開発しなくては!

 

下の写真は小2のCちゃんの泳ぐ折り鶴。

回転盤に磁石をつけているので、下の回転盤をまわすと、

鶴が水面を回るように泳いでいきます。

 


重さくらべ遊び と 回転 観覧車

2017-09-07 09:18:40 | 子どもたちの発見

重さ比べをして遊ぶ道具の作り方を紹介します。

プリンやヨーグルトの空き容器にひもで取っ手をつけます。

それぞれの取っ手にひもを結びつけて、下の写真のように

ブロックの土台に引っ掛けたらできあがりです。

くわしい作り方、遊び方等は近いうちの算数のオンライン教材内でアップする予定です。

 

おはじきを一方にたくさん入れると、入れた方が下がり、もう一方があがります。

重さについて、さまざまな発見があります。

 

 

 

 

4歳のAちゃんと簡単な観覧車を作りました。

Aちゃんは動く仕組みが大好きな子です。

総菜やお菓子が入っている丸に近い形の空き容器を利用します。

空き容器の中央に穴を開けて、モールを通します。

空き容器側にモールが少しだけ出ている部分にセロテープを貼って

モールが抜けないようにします。空き容器の後ろ面に長く

モールが出ている側は、ブロックで作った土台に挟みます。

 

基本は、これだけでも観覧車として十分遊べますが、

写真のように透明ファイルを切り取って正面に貼り付けて、

扉を切り取ると、遊びやすくなります。

 

 

 「カピパラが一番下に来た時、一番上に来るのは誰ですか?」といった

回転の問題に楽しく取り組むこともできます。