超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

a flood of circle@恵比寿LIQUIDROOM 10.3.5

2010-03-06 00:23:03 | ライブレポ


今日はa flood of circleのライブに行って来ました。
「TOUR PARADOX PARADE」のファイナルですね。ちなみに東京でのワンマンはこれで2回目だとか。
意外だ・・・。
ちなみに自分はこの間のミネロックで観たのが初めてで、ワンマンは初。
ちょっとドキドキしながら参加。
前方はやはり激しかったけど、自分は真ん中の方で観てたので実にまったりと激しいライブを楽しんでました。
相当に格好良かった。
流石ライブバンドと称される事はあるね。イベントの時以上に痺れた。


セトリ
1.Forest Walker
2.博士の異常な愛情
3.Ghost
4.Paradox
5.Thunderbolt
6.シーガル
7.春の嵐
8.水の泡
9.SWIMMING SONG
10.噂の火
11.Buffalo Dance
12.泥水のメロディー
13.プシケ
14.ロシナンテ
15.世界は君のもの
16.月に吠える
encore
17.Flashlight&Flashback
18.象のブルース
encore2
19.ブラックバード



まず開演と同時に雷の音が鳴り響いて、フラッシュが焚かれる。
水の音も流れて、嵐の夜のような音像から始まり。

立て続けにアルバムの曲をガシガシ披露して言った訳ですが、序盤から飛ばしまくり!
後先考えないがむしゃらな突っ走り感は見ていてひたすら気持ち良かった。
「博士の異常な愛情」は、やっぱり生で聴く「狂ってる~♪」にガツンとやられて
「Ghost」では怒涛の疾走感を味わえる快感。
「Paradox」はこの間のイベントで聴いた時よりもファンキーな仕上がり。
「Thunderbolt」は、やっぱりギターのフレーズがビビッと来ますね。
ここまでほぼノンストップで、がむしゃら感丸出しに必死で駆け抜ける。

「シーガル」「春の嵐」とその後も攻め続けた後に、ようやくMC。
最初こそベース石井がささやかな笑いをとっていたのだが
佐々木亮介のMCでは明らかに岡庭を匂わせる発言も。会場が静まった後に
「例え水の泡になったとしても、歌い続けていかなきゃいけないんだろうと思います」的な発言をして
そのまま「水の泡」。まるでオアシスを意識してるかのようなバラッド。
んでこれ今書いてる時に気づいたんだけど次が何気に「SWIMMING SONG」で水つながりなんだなあ。
なんか、上手い。

再び、怒涛の暴れ馬モードに突入、「噂の火」で正しくフロアの温度を上げるかのように着火し、
(最初のベースフレーズがとても粋だった)
そのまま「Buffalo Dance」「泥水のメロディー」「プシケ」の代表曲3連発になだれ込む。
 ここの流れはですね、はっきりいって鉄板でした。そもそも定番を立て続けにやるってこと自体潔いし、
それぞれ観客にバッファローのものまねをさせたり、精一杯煽ったりで自ら最高沸点を作ってやろうという
そういう意気込みが直に伝わってくるような構成でした。
特に最後の「プシケ」が一番盛り上がってたような気が。確か前方ではダイバーも続出してたような。

そして本遍はクライマックス、「ロシナンテ」できっちり歌を聴かせ、「世界は君のもの」で一体感を煽り
3人編成になってしっとりと「月に吠える」を奏でたところであっという間にライブは終了。
最後の曲ではマイクを通さずに歌う部分があったりと、感動的な場面もきちっとあるのがぬかりない。
年齢とキャリアの割には実によく練られたセトリだなあと。
あんまだれる部分がなかったというか。


もちろんアンコールも敢行、一回目は「Flashlight&Flashback」と「象のブルース」で適度に盛り上げ
予定に無かったらしい2回目では「ブラックバード」を地に足の着いた演奏でしっかりと展開。
ちなみに「象のブルース」では何故か佐々木亮介がベース石井を追い掛け回す?みたいな場面もあって面白かった。
非常に満足感のある形でライブは終了。
時間にして1時間50分くらいですかね。



こうしてたっぷり色んな曲を聴いていて思ったのが
やっぱり彼らのルーツにはブルースと同時に日本のロックやポップス、もっと分かり易い言葉で言えば
J-POP、そこからの影響もあるんだなあと感じさせられたライブで、
しかもそっちの、今の方向性のが間口が広くて多彩な感じもしていいなあ、と続けて思えるような
そういう感触を受けながら観ていられたライブでした。
 ま、こんなゴチャゴチャした総評を付けんでも単純にノれて、ガツンと来て、汗を一杯流して帰れる様な
シンプルにロックンロールを楽しめるようなライブだったなあ、とも。
特に最近はこういうストレートなロックバンドのライブにあんま行ってなかったんで、そういう意味でも新鮮で面白いライブでしたね。
即効性が高いというか。
個人的ハイライトはもちろん「プシケ」・・・と思いきや何気に「Thunderbolt」かも。



しかしやっぱ佐々木亮介はスラっとした綺麗な体つきしてますね。
あんなしなやかな体からよくあそこまでデカイ声が出るもんだ。ってのは観てて何回も思った。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿