安部真弘「侵略！イカ娘」7巻読了。
今回は特に面白いね！（笑）。
前半はいつも通りのさりげな～い話で、それもまたいいんだけど
後半は結構ガツガツと笑いを取りに行ってる感じで
それもまた面白かったな、と。
こういう変化は歓迎です。それでいて違和感ないもんね。
んで、7巻で一番印象に残ったのは、やっぱり千鶴の黒さね。
宝クジの話のオチは
そりゃそれが一番良いだろうな、と思いつつ、しかしこれ黒いよ！ってなってしまったね。
それ以外にも静かにキレるオチの数々が大変印象に残りました。
普通にしてればきれいなお姉さん、って感じなんだけど。
宇宙人呼ばわりは吹きました（笑）。
すごくねえ、早苗が更生する話で、最後イカ娘に思いっきり抱きついたシーンでときめいたりしたんだけど
何気に栄子の女の子らしい格好？あれはおいしかったよね。
意外と女の子っぽくなるんだな・・・。
姉妹揃って男らしさの称号を頂いてるとは流石です。そんな中でたけるのまともっぷりも目立ってるし。
元気な少年、って設定だったと思うんだけど、気がつけば一番まともな子だよなあ。
でも、新キャラの清実も良い感じで。
結構この子も不幸体質なのかな。友人のがスペック高かったのもあれですな。
眼鏡キャラ初、ってのも意外でした。
そして貧乳キャラ？でもあるのか。
そもそもグラマーな奴ほとんどいないと思うけど。
早苗の暴走っぷりは、最早手の付けられないレベルになってますね。個人的にはもっとやってもいいくらい。
もっとやって、っていうか今の段階でも相当いっちゃってるけどね。
微妙に男嫌いっぽいよね、この子。
今回は、さりげなく笑える話よりも
ギャグ漫画！って感じで、単純に面白い話が多かった気がするな。
なんかどの話も良い感じです。
アニメ始まって
新規取り込むにはピッタリの新刊だなあ、と読みながら思ってしまいました。
人間界侵略も夢ではなくなったきた、のかもしれませんね（笑）。
何気に構成等どんどん良くなってきてるわ。
それが嬉しかったり。
余談ですが空きページ等もかなり充実してますね。
巻末のイカ娘コスプレシリーズは、なんでいつもあんなに秀逸なんだろうな。的確にツボついてくるよね。
いつもみたく箇条書きにしようかな、って思ったけど
この巻は全体の印象を語りたかったんでこういう書き方にしました。
でも一応最後にちょっとだけツッコミ入れてみる。
・アレックス何気にリアルだな（笑）。
・「イカとして全てが間違ってる！！」 全くもってその通りです。
・イカが犬の散歩をしてる、だなんて。
・スイカ育ちすぎ・・・。
・イカスミスイカ、って。
・高瀬はるみさんは色々と痛々しい。というか監督の手抜きっぷりがね。
・気配に逐一反応する千鶴。 もはや別の漫画のメイン張れるレベル。
・イカ娘千手観音化（笑）。
・早苗さんの監視カメラ、半端なさ過ぎて、ホラーの域ッス！
・望月知美さん・・・是非レギュラーになって下さい！もち水着姿で。
・たけるの変身ベルトネタは流石に同情するかも。 だって自ら「気分になってるだけ」って。
・そんなん子供に言わせるなー！！（笑）
・イカ娘は、ある意味子供たちにっての女王ですな。
・海の家「津波」 何気に不謹慎。
・３バカのゲーム機、色々と尖りすぎ。あんなん避けようがないじゃないか。オチには笑った。
という訳でいつも以上に満足度の高い新刊でした。アニメも良い出来だし、もっと盛り上がればいいな、と。
