花咲くいろは 第19話 「どろどろオムライス」 感想

オムライスは×なのか・・・。




仕事と恋愛。
混同するな、というのは確かなんですけど
っていうかそれを一番言いたいのは縁さんなんですけど（笑）
でもぶっちゃけ民子も民子で徹さんが来るからハリ切ってたのは事実な訳で
それ考えるとある種のブーメラン的なセリフとも考えられるんですけど
確かに民子があの子の想い人をフッた事は関係ないし
だから譲れって言うのもおかしな話ではある訳で
正直どっちがどう、っていうのは断言できないし、そもそもあのメニューにオムライス自体が不釣り合いだから
簡単に譲れ、っていうのも中々難しいなあ、とは思うんですけど
しかしドラマ的には面白いなあっていうか
ドラマ的な作品なんだな、とはちょっと久々に思いました。最近は抽象的な表現が目立ってたからね。
同時に菜子は菜子で役割を押し付けられてるだけであってね、そっちもまた可哀相だなって思うんですけど。
最初こそワクワク感と共に始まった文化祭ですけど
意外とこの作品のテーマの一つ「仕事と恋愛」ってのにも関わってきそうでね、
これは色々と注目ですよね。
緒花は今でも
考ちゃんの事を夢に見たりもする訳でね
そんな彼女がどういう行動を取っていくのかにも期待ですよ。
完全に吹っ切れたつもりでいてもね、実際はそんな簡単にも振り切れないのが現実
そういう部分は、引きずる部分はある種男性っぽいのかもしれませんが。
はてさて、波乱含みの文化祭シリーズどう完結するのやら。


で、やっぱり描きたいのは民子の成長だと思うんですよね。
自分だって一人の恋する女の子だからこそ
折衷案でもなんでもいいから
考えてあげる、とか意固地な面の中和だとか、菜子も菜子で先週吹っ切れた部分があったので
今度は彼女にスポットが当たってるというか
民子が一回り大きく成長する所も見てみたいな、とは思います。
この作品は様々なテーマが詰め込まれてるなあと最近は特に感じたりするんですけど
物語の後半は個々の成長っていうのが一つのテーマとして備わってるのかもしれません。
ましてや民子とかは成長期の真っ最中ですから
何とか自分なりの解答というかやり方でこのピンチを切り開いていって欲しいな、と。
次回予告を観る限り、来週はドラマ以上にニヤニヤシーンも多そうで楽しみですね。
緒花も成長するし変わっていくけど
その脇を固めるキャラもきっかけがあって少しずつ変化をしていく
そういう過程を今は楽しむべきかな、と思います。




緒花は元いた学校の文化祭に関して「シラケ世代云々」とか批評してたけど
やっぱりこっちで賑やかに
はりきって色々こなす方が彼女の性にあってる、って事なのかな、とも少し思いました。
今から彼女の最終的な顛末も気になってくる感じで期待ですね。


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