国立オリンピック記念青少年総合センター にいどんブログ

代々木の森から、本部とオリセンの取り組みを所長代理が発信します!

シルマンスクールで職員研修を実施しました

2015-05-31 08:46:44 | 日記




 那須甲子では、機構の元理事に講師になっていただきながら、磐梯との合同職員研修会を定期的に実施しています。今回は、下郷村にある「シルマンスクール」に伺い、研修を行いました。この施設は、以前報告しましたとおり、元理事が9年前から個人的に運営されている青少年教育施設です。




 この施設は、廃校となった小学校の校舎を利用したものです。教室を宿泊室にしています。男子部屋、女子部屋とも、ここで雑魚寝します。現代の子どもたちは、雑魚寝の経験が少なく、とても喜ぶそうです。ハーモニィーセンターが各地で実施しているポニーを使ったキャンプでも、ここのキャンプが一番人気が高いそうです。





 音楽室、図書室、食堂、小さめの講堂もあります。職員室だった場所は、所長室として使っています。次回は、講義の内容をご報告します。(にいどん)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

子供の生活力に関する実態調査

2015-05-30 08:16:59 | 日記


 先日、機構から、「子供の生活力に関する実態調査」が発表されました。新聞やテレビ等のマスコミにも広く取り上げられましたので、ご承知の方々も多いのではないかと思います。

 この調査は、子供調査と保護者調査に分かれており、子供は、公立の小学校4・5・6年生、中学校2年生、高校2年生、計17,282名を対象に、保護者は、公立の小学校4・5・6年生の保護者、計7,834名を対象に行ったものです。学校を通じて調査しましたので、各学年とも回収率は85%を超えていました。ご協力いただきました方々にお礼申し上げます。



 調査の結果、自然での遊びや地域の行事への参加など、勉強以外に様々な体験活動をしている子供ほど、コミュニケーション能力やマナー、問題解決能力などの「生活スキル」が高いことがわかりました。また、保護者との関わりにおいても、「もっと頑張りなさい」など、子供への叱咤激励的な関わりが、子供の生活スキルの向上にはつながらず、むしろ、趣味を一緒に楽しむなどの体験支援的な関わりが子供の生活スキル向上に影響することが分かりました。

 詳しくは、機構のHPをご覧ください。(にいどん)


  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

基調講演(機構会議)

2015-05-29 07:52:50 | 日記


 今回の機構会議の基調講演は、山梨大学教育学部長、大学院教育学研究科長の中村和彦先生でした。中村先生は、「なすかしの森 体力向上プログラム」のとりまとめで、大変お世話になった先生です。また、先生は、福島県郡山市を中心とした子どもたちの体力向上についても、2012年から継続的に関わってくださっています。震災後から今日まで、郡山市に来ていただいた回数は85回を数えるのだとか、ひと月に2回のペースです。


 
 先生は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの機運、特に子どもに関する機運がないことをとても心配されています。前回の東京オリンピックでは、スポーツ少年団や体育指導委員等の動きがあり、長野五輪でも同じだったそうです。しかし、今回は皆無に等しい状況だと言われています。先生が提唱されているのは、運動が苦手な子、体力の低い子、障がいを持つ子を含め、すべての子どもが遊びや運動ができる仕組みづくり、そして、それをリードするプレイリーダーを育てることです。

 また、街中に子どもの遊び場がなくなっていることを強く危惧されています。かつては、道路が遊び場の中心でしたが、危険だという理由で、子どもたちが排除されているのです。この現実を、大人目線と厳しい口調で指摘されています。

 

 さらに、日本のスポーツにおける競技性の強まりにも、警鐘を鳴らしておられました。アメリカでは、小学生の全国大会、ブロック大会が禁止されており、違反者は処罰されるそうです。

 先生は「遊育」を勧めておられます。「よく遊び、運動する」→「ぐっくり寝る」→「朝食をしっかり食べる」→「心と体が心地よい」この生活連鎖を提唱されています。青少年教育施設がその実践の場にならなくてはなりませんね。(にいどん)

 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

25歳まで児童手当!(日独指導者セミナー分科会)

2015-05-28 07:49:09 | 日記




 日独指導者セミナーは、第一グループの発表に参加しました。分科会では、はじめに全体発表を聞いた日本側参加者の感想や疑問について、話し合いが行われました。その後、ドイツ側の参加者から、大学教育を普及させる活動について、報告がありました。ご承知の通り、ドイツでは、若い時期からの職業教育が徹底しており、大学進学率が低い状態(43%)です。この活動では、7,000人ものメンターが、30,000人の若者に大学進学の支援をしているそうです。

 その後、質疑応答に入りましたが、日独では、学費そのものが違い過ぎており、奨学金制度等についても簡単に比較できないようです。その中で、一つ大変驚いたことがありました。何と、ドイツでは、学生であれば25歳まで児童手当が支給されるということです。しかも月額184ユーロネットで調べたところ、2010年に改訂されたものだそうですが、第1子、第2子に支給され、第3子では、190ユーロ、第4子以降は210ユーロ支給されというのです。我が国においても、子どもたちに対し、もっとお金をかけられないかと思った次第です。(にいどん)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

27年度日独指導者セミナー

2015-05-27 08:20:01 | 日記


 機構会議に併せて、今年度の「日独指導者セミナー」が開催され、会議終了後、私たち青少年教育施設の所長も同席させていただきました。ドイツ側の参加者は18名、ドイツ全国から選抜された青少年教育指導者たちです。9名づつ2つのグループに分かれて、2週間のプログラムをこなしました。今回の共通テーマは、困難を抱える青少年などへの支援、第一グループは「学校から仕事への移行」、第二グループは「社会全体で青少年を育む」という観点から研修プログラムが組まれていました。東京でのプログラムを起点に、第一グループは新潟で、第二グループは岡山で地方プログラムをこなしました。地方プログラムのお世話役は、それぞれ妙高吉備の国立施設でした。



 第一グループの発表は、学校から仕事への移行を、学校における支援、地域における支援、企業における支援という観点から、整理していました。日独の制度の違いを踏まえながら、両国に対し、積極的な提案がされました。



 第二グループは、青少年への援助と予防という観点で、過度なインターネット使用とネット依存への解決策を探りました。日独両国に対し、具体的な提案がされていました。



 このぬいぐるみは、ドイツのヴォルスブルグ市のマスコットで、地名から「ヴォロ」君と名づけられています。第二グループの参加者が日本に連れてきたもので、団員と行動を共にしました。現地で、青少年教育のイベントに参加して、啓蒙活動をしているそうです。19番目の参加者といったところです。次回、分科会の様子を報告します。(にいどん)
 



コメント
この記事をはてなブックマークに追加