国立オリンピック記念青少年総合センター にいどんブログ

代々木の森から、本部とオリセンの取り組みを所長代理が発信します!

高尾の森わくわくビレッジを紹介します(全国青少年教育施設所長会議より)

2013-05-31 10:00:00 | 日記


 全国青少年教育施設所長会議の2日目は、4分科会に分かれて事例発表がありました。私は、「快適な施設づくりと利用者の獲得を目指して」という分科会に参加しました。所の切実な課題は、やはり利用者の獲得と認識しているためです。
 
 分科会は、「高尾の森わくわくビレッジ現状とこれから」と題して、諏訪治邦館長から発表がありました。わくわくビレッジは、東京都のPFI事業「多摩ユース・プラザ事業」になっています。東京都では、10年ほど前から、8つあった都立青年の家を次々と廃止、それに替わる施設として、「東京スポーツ文化館」と「高尾の森わくわくビレッジ」を開設しました。そして、利用対象を、それまでの青少年団体から、一般に広げました。





 わくわくビレッジの建物は、都立高校を改修したものです。上の写真はエントランス部分ですが、2階の窓のところは、かつて学校の図書館だったのを、浴室に改修しました。眺めがよくて人気があるそうです。エントランス内部は、高校を改修したとはとても思いえないほど立派です。今はピンクを基調としていますが、開設以来8年間で3回も色を変えたとのことです。次回は、施設の基本理念と、施設を取り巻く人のつながりについて、紹介します。(にいどん)
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白河西ロータリークラブの会員の皆さんが那須甲子に来られました

2013-05-31 07:14:27 | 日記


 先日ご紹介しました白河西ロータリークラブの植樹活動が、今年で15周年を迎えました。平成10年から始まった活動は、地球環境保全の一環として、一番身近な阿武隈川最源流にある那須甲子青少年自然の家で植樹をしようという目的で始まったそうです。当時の趣意書は、この活動が世界の森林の一部を担い、国際社会における「ロータリーの森づくり」をとの意気込みに溢れています。



 今回5月の例会に合わせ、会員の皆さんが那須甲子に来られ、これまでの活動の積み重ねとその成果を視察し、今後の活動の展開を改めて決意されていました。

 これまでの活動に、職員一同、心から感謝するとともに、引き続きのご支援とご協力をお願いいたします。(にいどん)
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子どもの社会力を高める体験活動とは(門脇先生の講演から)

2013-05-30 10:00:00 | 日記


 全国青少年教育施設所長会議で、門脇厚司先生から、子どもの社会力の講演をいただきました。先生は、青島生まれの北京育ち、終戦とともに庄内に移りました。子どもの頃、机で学んだ記憶が全くないほど、外で遊んでいたそうです。先生は、そのときの思い出を一冊の本にまとめたいと言われています。

 先生は、新しい体験活動が脳を発達させると言われています。人間は生まれたとき、1,000億個のニューロンを持っており、それが、物環境人環境の働きで、シナプスとしてつながっていく。特に、豊かな人環境が、子どもの社会化を育んでいくのだと言われます。現代は、他者と現実が喪失されています。三つの間(遊びの空間、時間、仲間)がなくなったと指摘されてから、かなり久しくなっており、子どもたちが、人と直接接する機会が大幅に減って、人的接触がない社会になってしまっているのです。

 具体的にどのくらいなくなっているのか、イメージし易いように、向こう三軒両隣の絵を描いて、示していただきました。各家に5人の家族が住んでいると仮定して、その人間関係はどのくらいになるでしょうか?1対1で引かれる人間関係の線は、n(n-1)÷2で簡単に出せるのだそうです。1軒5名、6軒だと30名、その線は、30×29÷2となり、435になります。現代は、どうでしょうか。1軒1軒が孤立し、しかも家族が3人だと、にしかならないのです。これが、日本のいたる所で現出しているのです。

 先生は、これを社会力という言葉で表して、子どもの成長への警鐘を、長年にわたって鳴らしてこられました。今では、インターネットで「社会力」と検索すると、億単位の件数になります。ちなみに「人間力」だと、百万単位でしかありません。それほど定着したと言えるのでしょう。

 先生は、現在、茨城県美浦村の教育長として、地元の社会力の育成に取り組んでおられます。私たちも、青少年教育施設として、指導者、ボランティアのご支援をいただきながら、子どもたちの社会力育成を、全力で図っていきたいと痛感した次第です。(にいどん)
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オリンピックセンターで、あいさつ運動をしています

2013-05-29 11:44:47 | 日記


 今回の機構会議に出席するため、会場であるオリンピック記念青少年総合センターに入ったら、ちょうど朝のあいさつ運動をしている最中でした。センターでは、月曜日から金曜日の毎朝、職員が赤いジャンパーを着て入口の両側に並び、利用者に元気なあいさつをしています。水曜日は、理事長自らあいさつに立っています。



 この日は、気温が高めだったので、理事長は、半袖姿であいさつをしていました。(右手の半袖姿が理事長です。)理事長は、青少年教育の目標として、かねてから、「清掃の徹底」と「挨拶の励行」を強調しています。当施設でも、改めて、この二つの励行を徹底していきます。(にいどん)
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自己統制力の育成について(辰野先生の講演から2)

2013-05-28 08:54:56 | 日記


 辰野先生は、自己統制力の育成について、その指導法を次のように区分して語っておられました。それは、模倣学習相互学習協力学習になります。
1 模倣学習では、
 ①モデリング:指導者が熟達した技能を学習者に観察させます。
 ②コーチング:指導者が学習者にその技能を模倣させ、実際に使用させ、指導します。
          (この際、手掛かりの付与の度合いを調整するようにします。)
2 相互学習では、
  指導者と学習者、学習者と学習者の間で、教える役割と学ぶ役割を相互に交替します。
4 協力的学習では、
  グループで協力して学習します。

 いかがですか?こうした指導法は、いろいろな場面で応用できそうです。また、アメリカの学校では、自己統制力育成プログラムが作られており、効果を上げていると言われていました。そのプログラムの内容は、10の段階に分かれているそうです。簡単に触れておきますと、1 学習決意の明確化、2 具体的目標の設定、3 契約(本人と訓練者)、4 最初の自己評価、5 補充の技能訓練プログラムの実施、6 訓練の実施、7 自己監査、8 遂行中の自己評価、自己監査 9 最終自己評価、10 自己強化になるようです。そのほか教育上の問題点についても、示唆をいただきました。偏った個人主義の容認、自発性の誤解、甘やかし、逸脱行動の容認です。こうした背景が、自己統制力の育成を妨げていると指摘されていました。

 自己統制力の育成には、小さいうちからの家庭でのしつけが大事だそうです。子どもは、そもそも、成長や学びの意欲を持って生まれくると言われていました。子どもの可能性を信じ、面倒見のいい施設づくりを心がけていきたいと思います。(にいどん)


 
 
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